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意外に間違える人が多いかも…?「6×(−6)+4/5÷0.8」→正しく計算できる?

  • 2025.11.3
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計算問題の中でも分数や小数が入り混じっていると難易度が大きく上がります。

さらに負の数まで取り入れた、計算問題の詰め合わせのような問題に挑戦しましょう。

基本の計算順序はもちろん、小数の割り算の計算方法など確認しなければいけないことはたくさんあります。

この一問でざっと復習することができますよ。

問題

次の計算をしなさい。
6×(−6)+4/5÷0.8

落ち着いてしっかり思い出していきましょう。

解説

この問題の答えは「−35」です。計算の基本順序は掛け算・割り算→足し算・引き算でしたから6×(−6)と4/5÷0.8を先に計算します。厄介なのは分数と小数の計算ですね。

〈分数と小数の計算〉
小数を分数に直してから、分数同士の計算とする。

こちらが一般的な解法です。0.8を分数に直すと8/10となるので

4/5÷0.8
=4/5÷8/10
=4/5×10/8
=1

と計算することができます。では計算を進めていきましょう。

6×(−6)+4/5÷0.8
=−36+1
=−35

これで計算完了です。

ちなみに、0.8=8/10より約分して4/5とすることでさらに気がつくことがあります。それは割る数と割られる数が同じになるということです。割り算において同じ数同士の場合は答えが1になりました。分数同士であってもそれは例外ではないので、

4/5÷0.8
=4/5÷4/5
=1

と簡単に求めることができます。

まとめ

今回は分数÷小数の計算をメインに復習していきました。

重要だったのは、掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算していくことと小数を分数に直して計算することでした。

どちらも基本ですが忘れがちなので覚えておけるようにしましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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