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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「15+300×0.5」→5秒でチャレンジ

  • 2025.10.9
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小数を掛ける計算と整数を掛ける計算では圧倒的に後者の方が楽に感じますよね。

しかし、掛ける小数によっては非常に楽に解ける場合があります。

それがどんな場合か、どうやって解けるのか知っているのと知らないのとでは、計算スピードが段違いです。

この問題を通して詳しく身に付けていきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
15+300×0.5

300×0.5をどうやって処理するかがポイントです。

解説

この問題の答えは「165」です。では早速、掛けるのが楽な小数を整理していきましょう。

〈簡単に掛けられる小数〉
・◯×0.2
→◯÷5を計算する。
・◯×0.5
→◯÷2を計算する。

今回は×0.5があるので、この変形をうまく使って解いていきましょう。

15+300×0.5
=15+300÷2
=15+150
=165

実際に掛け算をするよりも簡単に解くことが出来ましたね。

では、続いてどうして×0.5を÷2と変換できるのか考えてみましょう。キーワードは分数です。

0.5=5/10=1/2

この変形と、〈割り算と掛け算の関係〉を利用します。

〈割り算と掛け算〉
・a÷b=a×1/b

これらをもとに◯×0.5を変形していくと

◯×0.5
=◯×1/2
=◯÷2

となります。

割合の考え方的にも、0.5は半分を表しているので÷2になるのは理解しやすいですね。

まとめ

今回は◯×0.5の場合について深く考えていきましたが、◯×0.2の場合も同じように整理することが出来ます。

自分で式変形をして、求めていた結果が出てきたら数学の楽しさにハマるかもしれません。ぜひ、◯×0.2の場合も試してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


もう一問挑戦!

どこから計算するのが正解?「25+120×0.1」→正しく計算できる?
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