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どうやって計算するか覚えてる?「底面の半径5cm、高さ7cmの円柱」→体積は?

  • 2025.10.9
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大人になってからは、図形の体積を求める機会はほとんどないかもしれません。

それでも、基本的な公式を思い出すと意外とすぐに解けるものです。

今回は「円柱の体積」を計算する問題に取り組んでみましょう。

問題

次の円柱の体積を求めなさい。(底面の半径が5cm、高さが7cmの円柱)
ただし、円周率は3.14とする。
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「体積の公式」を正しく使えるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「549.5 (cm3)」です。

では、どのようにして計算するのか順を追って説明します。

円柱の体積を求めるときに使う公式は次の通りです。

円柱の体積= 底面積×高さ

それでは実際に計算してみます。

底面積(半径5cmの円)
=5×5×3.14
=78.5(cm2)
円柱の体積
=底面積×高さ
=78.5×7
=549.5(cm3)

したがって、答えは「549.5 (cm3)」となります。

まとめ

円柱の体積は「底面積×高さ」で計算します。

そのため、まずは底面の円の面積を正しく求めることが大切ですね。

円柱の体積計算は、他の立体の体積を学ぶときの基礎にもなります。ぜひ覚えておきましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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