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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「2.01×3.2+(−3)」→正しく計算できる?

  • 2025.10.9
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小学校で習った算数の中でも小数を含む掛け算はややこしくて、普段よりも間違えそうになった記憶はありませんか?

今回はそんな小数同士の掛け算を含む計算問題に挑戦します。

基本的な解き方をしっかり復習し、いつでも計算出来るように練習しておきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
2.01×3.2+(−3)

いきなり山場の計算ですね。

解説

この問題の答えは「3.432」です。小数の掛け算の最も基本的な計算方法は筆算によるものです。特に注意しなければいけないのは小数点の位置でしたね。

〈小数の掛け算〉
(1).まずは小数点を無視して、整数として計算する。
(2).掛けられる数、掛ける数の小数点以下の桁数を合計する。
(3).(2)で求めた桁数だけ右から左へ小数点を移動させる。

ではこの方法で解きながら思い出していきましょう。

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まずは小数点を無視して計算しました。この計算結果をもとに小数点をずらしていきます。

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2.01と3.2の小数点以下の桁数はそれぞれ2と1なので、合計した3つ分だけ小数点を右から左へ移動させています。

2.01×3.2
=6.432

では、山場を超えたところで残りの計算も行ってしまいます。

2.01×3.2+(−3)
=6.432+(−3)
=3.432

これで計算は完了ですね。

まとめ

今回は最も基本的な筆算による小数の掛け算の解き方を復習しました。

肝心な小数点の位置の決め方を忘れないようにしましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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