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「脳の疲れ」には気がつかない? 戦略的“暇”でお休みタイムを

  • 2025.9.25

「脳の疲れ」には気がつかない?

戦略的“暇”でお休みタイムを

出典:シティリビングWeb

たまにはスマホを置いて、スキマ時間を楽しもう ※写真はイメージ

2025年も終わりが少しずつ見えてきて、はやる気持ちが生まれる9月。予定を埋めることは大事ですが、あえて予定を入れずにのんびりと過ごす「戦略的“暇”」の時間もまた欠かせません。

ある調査では、働く日本人のほとんどが「自分は疲れている」と自覚しており、女性のほうがその割合が高いとわかっています。いま私たちに必要なのは、許容量(キャパシティ)。「自分はもっとできるはず」「良いアイデアが浮かばない」「イライラする」「誘惑に負けてしまう」…そんな悶々とする気持ちが浮かぶときは、「良い休養は足りてる?」と問いかけてみてほしいです。

では「良い休養」とは何なのか。それは、脳のお休みです。朝から晩までスマホやPCを酷使する現代では、脳はすぐに過労状態に。これでは何を考えても、やっても、良いことなしです。

2024年、海外では「脳腐れ」が流行語に選ばれました。スマホの見過ぎで、集中力や記憶力がそがれてしまった状態のことです。脳腐れを防ぐために、寝室やお手洗い、浴室などデジタル機器を持ち込まない場所を決める、SNSをお休みする時間を作る、誰かと話すときはスマホをバッグにしまうなど、「デジタルデトックスの時間」を取り入れてみてください。

ふとしたスキマ時間にいろんなタスクをこなすことが美徳とされていますが、ストレス社会に生きる私たちはスキマをスキマのままに残してあげることが大切。貴重なスキマ時間をスマホに奪われるのではなく、脳のお休みタイムとして確保してあげたいですね。

出典:シティリビングWeb

教えてくれたのは…森下彰大さん

作家。デジタルデトックス協会理事。新しい働き方に合わせた「新しい休み方」として、デジタルデトックスを提案。著書に『戦略的暇』(飛鳥新社)

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