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【志麻さんのハンバーグ】香ばしくて肉汁溢れる王道レシピ♪味つけはケチャップ×ソースで懐かしの味♡

  • 2025.9.20

家庭で人気の洋食といえば、やっぱりハンバーグ。冷蔵庫にひき肉さえあればサッと作れる手軽さと、子どもから大人まで大満足のボリューム感で、わたしもよく作る定番メニューです。でも実は、シェフによってその作り方はさまざま。レシピを比べてみるとちょっとしたコツや工夫の違いがあって、試してみるのも楽しいんですよね。そんななか、今回は“伝説の家政婦“としておなじみの志麻さんが、YouTubeで紹介していた「王道ハンバーグ」に挑戦してみました!家庭の味を格上げしてくれそうなレシピ、どんな仕上がりになるのでしょうか?



タサン志麻さんは、辻調理師専門学校、辻調グループフランス校の卒業生で、三つ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」での修業後は老舗フランス料理店やビストロなどで15年間料理人を務めていました。その経験を活かして家庭の冷蔵庫にある食材で1週間分のつくりおきを3時間で仕上げることから、「予約が取れない伝説の家政婦」という異名を持っています。

志麻さんの「ハンバーグ」の材料と作り方

【材料】※ 中サイズで11~3個できます。
合いびき肉…約1.2kg
玉ねぎ…中2個
パン粉…70g



玉ねぎはみじん切りにしてラップで包み、600Wの電子レンジで3~4分加熱してから冷やしておきます。

牛乳…70ml
卵…3個
塩…12g (肉の重さの約1%)
こしょう…適量
サラダ油…大さじ2
ケチャップ…適量
ソース…適量



【作り方】※調理時間:35分
1. ボウルにパン粉、牛乳、卵を入れてよく混ぜます。



2. 合いびき肉、塩、こしょう、玉ねぎを加えて手早く混ぜてから、体重をかけて全体を押しつぶすようによく練ります。



3. フライパンに油をひき、タネを適当な大きさの球状に成型して並べます。



4. 強火で表面を焼き、焦げ目がついたら裏返します。



5. 裏にも焼き目がついたらフタをして弱火で7~8分蒸し焼きにします。やわらかくしたい場合はここで水(分量外)を適量加えます。


6. 爪楊枝か竹串を刺して中心の温度を確認します。温かくなければもう少し加熱します。余計な脂はキッチンペーパーで拭き取り、ソースとケチャップを加えて混ぜ、全体に絡めます。



7. 強火で20秒ほど加熱します。



8. 器に盛り付けて出来上がりです。


※付け合わせがあれば一緒に盛り付けてください。

レシピに「kg」という単位が出てきたのは久しぶりで、思わず身構えてしまいましたが、実際に作ってみると工程自体はいたってシンプル。たとえ量が多くても、まとめて作ろうという気持ちさえあれば全然いけます。

焼きたてのハンバーグは、しっかりと焼き色がついていて、まずはそのままひと口。表面は香ばしくカリッと、中は肉汁をたっぷり含んでいて、しっとりジューシーな仕上がりです。何もつけなくてもおいしいのですが、ケチャップとソースを合わせたシンプルな味つけがどこか懐かしくて、「ああ、こういう家庭の味、久しぶりだな」と感じました。

最近はやわらかいハンバーグが主流ですが、しっかりとした歯ごたえのあるハンバーグもやっぱりいいですね。気づけばおいしすぎて、一度に3つもペロリと平らげてしまいました。



表面をしっかり焼き固めるのがこのレシピのポイントですが、そのぶん焦げ目がつくのは避けられません。焦げが苦手な方もいるかもしれませんが、志麻さんも「焼き目はお好みで」と話していたように、絶対ではないので安心してください。

一時期、「焦げ=発がん性」という話が話題になりましたが、これは大量に、しかも継続的に摂取した場合のリスクであり、日常的に肉や魚の焦げを多少食べる程度で直ちに健康を害するわけではありません。もちろん意識的に多く摂るのは避けた方が良いですが、もし気になる方も、今回のレシピ程度の焼き加減であれば一度試してみてほしいと思います。

わたし自身、肉も魚も大好きですが、手ごろな価格で作れる合いびき肉のハンバーグは特に好きな料理のひとつ。ハンバーガーブームのときには牛肉100%のパテが注目されましたが、卵やパン粉、玉ねぎなど、いろんな素材の旨味が詰まった合いびきハンバーグにはまた違った魅力があります。やわらかさや肉感も分量の調整で変えられるので、好みに合わせてアレンジできるのもポイント。

大人から子どもまでみんなが喜ぶ、まさに“ポテンシャルの塊“のような洋食です。とにかく、今回のレシピで作ったハンバーグは絶品でした。ぜひ一度、作ってみてください!

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