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京都人が愛するおはぎの名店 完売必至、並んでも食べたい老舗の味「今西軒」

  • 2025.9.19

五条烏丸エリア、賑やかな通りから一本入った住宅街におはぎの名店「今西軒」があります。素朴ながらも完成度の高いおはぎを求め、毎日多くの人が足を運ぶ人気店です。

完売必至、並んでも食べたい老舗の味

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五条烏丸エリア。烏丸通や五条通は通行人や車の往来が激しく賑やかですが、一本路地に入ると静かな住宅街が広がります。

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その一角にたたずむのが「今西軒」。京都で「おはぎ」といえば必ず名前が挙がる、象徴的な名店です。

創業は1897年。もともとは餅専門店として営業していましたが一度廃業。2002年に4代目の手で「おはぎ専門店」として復活しました。いまや京都を代表する「おはぎの名店」のひとつです。

営業は朝9時半から。開店前から行列ができることも多く、昼頃には売り切れるのが常。

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おはぎは3種類で、つぶあん・こしあん・きなこ。各1個240円、現金のみの販売です。
(予約限定、裏メニュー商品「あんてぃーく」。茹であずき(ゆで小豆)の瓶詰めもあります)

購入はテイクアウトのみ。順番が来ると注文を伝え、包んでもらいます。

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Instagramでアンケートをとったところ「きなこ」が一番人気でしたが、つぶあん・こしあんも根強い支持があり、どれも甲乙つけがたい様子。他のお客さんも悩んだ末に3種類まとめて買っていく方が多いようでした。

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実際に3種類いただいてみました。

手前がきなこ、左がこしあん、右がつぶあんです。手作りのおはぎは、どれもシンプル。

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餡は北海道産小豆を使ったあんは甘さ控えめで、風味を最大限に生かした仕上がり。

もち米は蒸し加減が絶妙で、もちもち感と米粒感の両立はまさに職人技。

つぶあんの食感ともち米のバランスが絶妙で、シンプルながら「引き算の美学」を感じる完成度で、余韻まで美味しさが残ります。

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こしあんのなめらかな口あたりは丁寧な仕事の表れ。上品で優しい味わいです。

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きなこは、香ばしさが際立ち、餡ともち米の甘みを引き立てます。香り高く、ぺろりと食べられるバランス。個人的にもきなこが一番お気に入りです。

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この日も完売御礼。素朴でありながら洗練された味わいに、食べ終わるとすぐにまた食べたくなる。そんな魅力が「今西軒」のおはぎにはありますね。

必ず訪れてほしい名店の一軒です。

店舗情報

店名:今西軒
住所:京都市下京区横諏訪町312
営業時間:9:30~15:00
定休日:月曜日・火曜日

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