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リース・ウィザースプーン、女性がAIに関わることは重要

  • 2025.9.17
"The Morning Show" Season 4 New York Premiere

リース・ウィザースプーンが、女性がAIに関わることは「とても重要」だと語った。2023年に行われた全米映画俳優組合SAG-AFTRA)でも最大の争点となったが、映画業界ではAIに対する議論が巻き起こっている。その多くは否定的なものだが、彼女の意見は異なるようだ。「女性がAIに関わることは、とても重要です……なぜなら、映画制作の未来だからです」とUS版『Glamour』のインタビューで語った。

「好きなだけ悲しみ、嘆くこともできるけれど、すでに変化は起きています。創造性や創意工夫、実際に手作業で何かを作り上げるといったことがなくなることは、きっとありません。縮小するかもしれませんが、芸術と自己表現において最重要であり続けることでしょう」

自身の製作会社ハロー・サンシャインを通じてプロデューサーとしても活躍している彼女は、「新しい構造や環境を受け入れる」べく懸命に努力しているとして、「メディアがどのように進化しているか、そして、こういった新興産業において女性たちをどのようにサポートできるか」を常に意識していると話す。AI技術を毎日使用しているそうで、「時間を節約できる素晴らしいツール」だと評価している。

なお、これまで数々の映画関係者がAIに関して自分の立場を表明しており、俳優・監督・製作者のベン・アフレックは、2024年にCNBCの投資家サミット「Delivering Alpha」で「あらゆるものがAIに取って代わられるとしても、映画は最後まで残るものの一つになるだろう」とコメント。「(AIによる映画制作は)現段階では不可能だ。将来的にどうかというと、それも可能性が低い」と語っていた。また、スカーレット・ヨハンソンは今年2月に政治的行動にAI生成された自身の肖像を無断で使用されたことを受けて、抗議声明を発表。AIの誤用を規制するよう政府に訴えている。

Text: Tae Terai

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