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「キリ」が取り組む女性エンパワーメント。限定パッケージを含む売上の一部をNPO団体に寄付

  • 2025.5.16
数量限定のコラボレーションパッケージ。イラストレーターのさかちさとが手がけた。
数量限定のコラボレーションパッケージ。イラストレーターのさかちさとが手がけた。

クリームチーズブランド「キリ」は、2024年より女性のウェルビーイングを支援する活動を推進しており、取り組みの一つとして数量限定のコラボレーションパッケージを発表。それを含む商品売上の一部を、東北地方を中心に女性支援活動を行うNPO団体「Women’s Eye(ウィメンズアイ)」に寄付する取り組みなどを開始した。

また、ベルグループCEOのセシル・ベリオがフランスから来日し、女性のキャリアを考える対談イベントも開催。「私自身、さまざまな社会からのプレッシャーを感じてきました」「リーダーシップはシステムを変え、ムーブメントを作ることでもあると考えています」とベリオ。

ベルグループCEO、セシル・ベリオ。
ベルグループCEO、セシル・ベリオ。

「数年前アンコンシャスバイアスの勉強会に参加し、自分にはジェンダーに関するバイアスはないと思ってましたが、私のなかにも多くのバイアスがあることを知りました。それらは自身の経験から生まれたもので全てをなくすことは難しいですが、自覚的であることはできます。私には自分のためだけではなく、多くのためにシステムを変える責任があるのです」と女性リーダーとしての経験を明かす。また、一般的な経営層における女性割合の低さに触れ、「小さく継続的な行動が大きな変化を起こします。移り変わる世界で、ダイバーシティはチャレンジではなくチャンスです」と強調。「ダイバーシティは女性やマイノリティだけのためだけでなく、気候変動を含むさまざまな社会課題に幅広い視野をくれるでしょう」と呼びかけた。

対談では活動を続けるモチベーションや次世代に向けたアドバイスなどが語られた。インティマシーコーディネーターの西山ももこは、「ロールモデルがいなかったまたはその存在に気づけなかったから、自分が実際にどうなりたいかというビジョンに辿り着けなかった」と吐露。「できないかもしれないと思っても、とりあえず口に出すことが大切です。“自分なんて”と絶対思わずに謙遜せずやってみることで、誰かが繋げてくれるかもしれない」とエールを送った。

“エネルギッシュに輝く人々”をコンセプトに制作された数量限定パッケージの「キリ」。それを通して、改めてジェンダーギャップや女性の権利について考えるきっかけを作ってみては。

左から、サントリー食品インターナショナル株式会社代表取締役社長 小野真紀子、株式会社明治執行役員 河端恵子、インティマシーコーディネーター 西山ももこ。
左から、サントリー食品インターナショナル株式会社代表取締役社長 小野真紀子、株式会社明治執行役員 河端恵子、インティマシーコーディネーター 西山ももこ。

URL/https://www.bel-japon.com/

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