【なぜ】ゴミ屋敷住人は片付けられないのか…3人に1人が回答した驚きの理由とは？

ゴンが実施したゴミ屋敷・汚部屋住人300人への調査で、意外な実態が明らかになりました。片付けられない理由の最多は「気力・体力不足」で35.7％を占める一方、約9割の住人が「片付けたい」という気持ちを抱えており、多くの人が片付けのジレンマに直面していることがわかりました。

「部屋が片付かない最大の理由は何ですか？」という質問に対し、最も多かったのは「片付ける気力や体力がない」（35.7％）でした。次いで「仕事が忙しく、時間がない」（21.3％）、「どこから片付ければよいか分からない」（18.9％）と続きます。

一方で「思い出や罪悪感があり捨てられない」は11.9％、「処分費用が高い」は3.8％にとどまり、物理的・精神的なハードルが片付けの最大の障壁となっていることが浮き彫りになりました。

興味深いのは、回答者の大多数が「片付けたい」という意思を持っていることです。大多数が「片付けたいけどできていない」というジレンマを抱えているようです。

片付けたい理由として最も多かったのは「散らかった部屋で過ごすことにストレスを感じているから」（51％）でした。次いで「部屋を広く快適に使いたいから」（45.7％）、「物が多く、探し物が見つからないから」（15.4％）など、生活の質の改善を求める声が目立ちます。

（LASISA編集部）