【オトナの恋愛教養】これじゃ全ッ然ときめかない！！「安定感」があるようで、ただ「退屈」なだけのオトコ…　結婚前に見分ける方法とは

恋愛において「安定感」はとても大切。連絡がマメで誠実そうな男性は、深い仲になった後も安心できる存在に思えますよね。けれど、その“安定”がいつしか“退屈”に変わってしまう可能性も……。安定をくれそうに見えて「退屈」しかない男性が送りがちなメッセージを読み解いていきましょう。

退屈な男性が送りがちなメッセージの典型例は、「お疲れさま。今、仕事終わったよ」というこの一文を、毎日欠かさず同じ時間に送ってくるパターンです。

最初は「きちんと連絡してくれるなんて、誠実だな（ハート）」と感じられるかもしれません。ですが数日、数週間と続くと、そのやり取りは次第に機械的なルーティンに……。

さらには、こちらが返事を送っても会話が広がらず、相手からは「お風呂入ってくる」「寝るね」などの報告だけで終わるようなら、まるで日報を読まされているような感覚にすら陥ります。

ではなぜ、退屈な男性ほどこういったメッセージを好むのでしょうか。

このタイプの男性は、恋人とのコミュニケーション＝“日常報告”だと思っている傾向が強く、本人に悪気はないパターンが一般的です。むしろ「連絡をしないと相手を不安にさせるかも」との気遣いから、同じ連絡が習慣化しているケースもあります。

問題なのは、そこに「相手を楽しませたい」「気持ちを伝えたい」といった“プラスアルファ”の工夫が見られないこと。

結果として、女性から見ると「安心はあるけれど、ときめきがない関係」になりやすいのです。

退屈な男性との将来は考えられない。けれど、大きな問題があるわけではないので、すぐに別れてしまうのはもったいない……。

そんな風に感じているならば、まずはこちらから話題を振って、会話が広がる練習を仕掛けてみましょう。

ここで相手が少しずつであっても、会話を広げる努力をしてくれるようであれば、将来的にはコミュニケーションが改善されていくと期待できます。

一方で、やっぱり会話が広がらないのであれば、残念だけれど彼は変わらない可能性も大。

根本的に、“安定した恋愛＝ルーティン重視”としか考えていない男性なのかもしれません。

「安定」の反対は「トキメキ」とは限らないものの、コミュニケーションに不満がある相手とは、お付き合いが長くなるほど物足りなさは増していきます。

婚活に意識を向けているときほど、“安定”を感じさせる男性は魅力的に映りがち。誠実そうで安心感をくれる相手は、結婚相手として「合格点」だと感じるのが多くの女性の心理です。

だからこそ薄々「退屈」だと感じていても「別れるのは惜しい」という心境にもなりやすいのです。

けれども、恋人との時間に“楽しさ”を求めるのか、“安心”を優先するのか。本当は楽しさやトキメキを優先したいのであれば「結婚相手としての好条件」に縛られる必要はないとも言えます。

彼とのコミュニケーションでつまずいたときほど、本来の自分がパートナーとの関係において何を大事にしたいのかを、冷静に見極めていきましょう。

（並木まき）