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『なぜか好かれる人』は使っている…「ありがとう」でも「すごいね」でもない、“相手の心に響く一言”とは?【プロが解説】

  • 2025.10.6
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

みなさんの周りに、なぜか誰からも好かれている人はいませんか?その人たちが「ありがとう」や「すごいね」などの定番の言葉ではなく、もっと深く心に響く一言を自然に使いこなしているのです。一見普通の言葉でも、言い方やタイミングで相手の心に響くことがあります。

今回は、周りの人に好かれる人が使っている“相手の心に響く一言”を解説します。

なぜ定番の「ありがとう」や「すごいね」だけでは足りないのか?

感謝や称賛の言葉は人間関係において基本中の基本。しかし、「ありがとう」「すごいね」と言われると、どこか型にはまった感じや、時に薄っぺらい印象を受けることもあります。

たとえば、単に『ありがとう』と言うよりも、『〇〇のおかげで助かったよ』と理由を添える方が、相手の心に届きやすくなります。つまり、相手を“個人として見ている”ということが伝わるかどうかが重要なのです。

また、「すごいね」も同じで、何が「すごい」のか具体的に伝えることで、気持ちがより伝わりやすくなります。漠然とした褒め言葉はありがたみが薄れやすいのです。

自然に好かれる人の言葉の秘密は“相手の物語に寄り添う”こと

では、なぜ特定の人は誰にでも好かれ、言葉が自然と心に刺さるのでしょうか?その答えは、「相手の背景や努力、気持ちに寄り添う一言」を使っているからです。「これは心理学でいう『バリデーション(承認)』の考え方に近いとされています。」バリデーションとは、相手の感情や経験を「そのままで正しい」と認めることです。

たとえば、誰かが苦労して達成したことに対して「間違いなく〇〇さんの努力の結果だね」と言われると、単なる褒め言葉以上の価値を感じます。自分の頑張りや成果が認められたことで、承認欲求が満たされるからです。こうした言葉は「ありがとう」や「すごいね」とは異なり、心の奥底に響きやすいのです。

また、具体的に相手の行動や考えに触れながら、「あなたの△△なところが、こんな風に伝わっているよ」と伝える人もいます。これにより、相手は自分がきちんと理解されていると感じ、さらに好印象を持ちます。

たとえばビジネスシーンで、「ただ売上が上がった」ではなく「〇〇さんが細かいお客様の声を拾い上げたからこその結果だね」と伝えれば、相手にとって特別な一言になります。

まとめ:心に刺さる一言は“相手の存在そのものを認める言葉”

「ありがとう」や「すごいね」といった言葉は誰もが自然に使いやすいですが、効果的に使わなければ軽く流されることもあります。心に刺さる言葉とは、相手の努力や背景、感情など「その人自身」に寄り添い、認めていることが分かる一言です。具体的でパーソナルな言葉は、相手の自尊心をくすぐり、信頼関係を深める大きな力を持っています。

今日から誰かに「ありがとう」と伝えるときには、一歩踏み込んで「〇〇のおかげで助かった」や「あなたのあの対応は本当に素晴らしかった」など、相手が自分自身を感じられる言葉に変えてみてはいかがでしょうか。


監修者:あゆ実社労士事務所

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人材育成とキャリア支援の分野で約10年の経験を持ち、社会保険労務士・国家資格キャリアコンサルタントとしても活動。
累計100名以上のキャリア面談を実施し、1on1面談制度の設計やキャリア面談シート作成などを通じて、組織の人材定着と成長を支援してきた。
新入社員向け「ビジネスマナー」「マインドセット」「ロジカルシンキング」研修やキャリア研修では、企画・コンテンツ作成から講師まで一貫して担当。
人間関係構築や部下育成、効果的な伝え方に関する豊富な実務経験を活かし、読者や受講者が一歩踏み出すきっかけとなる関わりを大切にしている。