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知られざる“40代以降の平均年収” 4割以上が「毎月ギリギリ」驚きのデータも…家計に対する“切実な叫び”も判明

  • 2026.3.15
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「人生100年時代」の折り返し地点とも言える40代。キャリアの円熟期を迎える一方で、教育費や住宅ローン、親の介護など、支出もピークに達する世代です。

今回、40歳以上の男女300名を対象に、個人の年収と生活のゆとり、そして将来に向けた「本音」を伺いました。そこから見えてきたのは、厳しい現実と力強く生き抜こうとする姿でした。

40歳以上の年収ボリュームゾーンは「300万円未満」が最多

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出典元:TRILL

アンケート回答者の平均年齢は約46.7歳。まず、個人の税込年収(額面)を尋ねたところ、以下のような結果となりました。

  • 1位:300万円未満(141名)
  • 2位:300万円〜500万円未満(80名)
  • 3位:500万円〜700万円未満(41名)

最も多かったのは「300万円未満」で、全体の約47%を占めました。40代以降であっても、パート・アルバイトといった非正規雇用や、一度キャリアを離れて再就職した層にとって、年収の壁は依然として高いことが伺えます。

2. 生活のゆとりは?「毎月ギリギリ」が4割以上

今の年収で生活にゆとりを感じているかという質問に対しては、厳しい回答が並びました。

  • 毎月ギリギリ、または赤字である(139名)
  • 余裕はないが、貯金はできている(81名)
  • 普通に生活できている(72名)
  • かなり余裕がある(8名)

「毎月ギリギリ、または赤字」と回答した人が139名にのぼり、半数近い人が家計に余裕がない状態であることが判明しました。「普通に生活できている」以上の回答は約26%にとどまり、多くの人が「今の年収では不十分」と感じているのが現状です。

収入アップのために動いていること、1位は「副業」

現状を打破するために、40代以降の皆さんはどのような行動を起こしているのでしょうか?(複数回答可)

  1. 副業・個人ビジネス(134名)
  2. 特に何もしていない(102名)
  3. 資格取得・スキルアップ(58名)
  4. 転職活動・準備(34名)
  5. 昇進・昇格を目指す(25名)

特筆すべきは、「副業・個人ビジネス」が134名と最も多かったことです。

会社内での昇進(25名)を目指すよりも、自分の力で社外から収入を得ようとする動きが加速しています。一方で、「特に何もしていない」層も100名を超えており、気力や時間の限界、あるいは諦めの気持ちも垣間見えます。

4. 会社や社会に叫びたい!40歳以上の「切実な本音」

自由回答欄には、日頃抱えている不満や希望が溢れ出しました。いくつかの代表的な意見をピックアップします。

家事や育児をしながら、少しでも収入を上げるために、副業したりしてます。収入は変わらないのに、支出は増えるばかり。物価高、本当になんとかしてほしいです!(41歳女性)
物価高が続く中で、現場で働く人間の賃金がそれに見合っていないことに強い不安を感じています。子育てをしながらパートタイムで働いていますが、どれだけ効率よく業務をこなしても「時給」という枠に縛られ、個人の努力が直接的な収入アップに反映されにくい構造には疑問を覚えます。将来の教育費や老後資金を考えると、現在の収入だけでは到底「ゆとり」があるとは言えません。社会全体として、非正規雇用や時短勤務であっても、専門性や貢献度を正当に評価し、生活の質を底上げできるような柔軟な給与体系を整えてほしいと切実に願っています。(42歳・男性)
今は本当にぎりぎりで貯金なんてできず、もう少し会社も収入を増やしてくれないと生活苦で、またそうしたもっと明るい未来にして、余裕のある生活が送れるようにしてほしいです。(49歳・女性)

共通していたのは、「働いても働いても手残りが増えない」という閉塞感です。特に物価高と税負担増に対する怒りや不安は非常に強いものがありました。

自衛手段としての「副業」がスタンダードに

今回の調査から、40歳以上の世代は「会社からの昇給」を待つのではなく、「自力での副業」によって家計を守ろうとしている実態が浮き彫りになりました。

「生活はギリギリ」という厳しい声が多い一方で、在宅ワークやスキルアップに活路を見出そうとする前向きな姿勢も見られます。

企業や社会には、こうした世代が正当に評価され、安心して働ける環境づくりが、今まさに求められていると言えるでしょう。


【調査概要】

  • 調査対象:40歳以上の男女
  • 有効回答数:300名
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査