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「検査をしても異常がない」「原因がわからない」…『胃もたれ』に似ている“病気の正体”と原因とは

  • 2025.9.25
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「検査を受けても胃に異常はなしと言われたのに、胃の痛みや不快感が続いている…」そんな経験はありませんか?原因がはっきりしない胃の症状は、心身の負担も大きく、日常生活にも支障をきたします。


今回は、身体に関するさまざまな悩みを医師の目線で解説する、池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニックの動画をご紹介。動画では、院長の柏木先生が教える『原因不明でも胃がつらい人の対処法』について紹介しています。

胃もたれに注意!知っておきたい「機能性ディスペプシア」とは

最近、焼肉やすき焼きなど脂の多い食事をすると、胃が重くなったり、食べたものが消化されない感じがしたりすることはありませんか?
こうした症状は、機能性ディスペプシアという病気のサインかもしれません。今回は、その特徴や原因、治療法について解説します。

機能性ディスペプシアとは?

機能性ディスペプシア(FD)は、胃カメラで粘膜に異常がないにもかかわらず、胃もたれや痛みなどの症状が続く病気です。

  • 日本人の約10〜20%がかかるといわれる一般的な病気
  • 胃や十二指腸の形には問題がないが、機能に問題がある

    主な症状は、胃もたれ(食後の胃の重さ)、腹部膨満感(お腹が張る)、げっぷが多い、早期膨満感(少量の食事で満腹になる)、胃の痛みや灼熱感(熱いような痛み)などが挙げられます。

原因はストレスと生活習慣にあった…

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出典:池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック

機能性ディスペプシアの大きな原因はストレスといわれています。ストレス以外にも以下の生活習慣も症状を悪化させることもあるので、注意が必要です。仕事で忙しいビジネスパーソンに多く見られる症状のため該当する人はチェックしてみてください。

  • カフェインの過剰摂取(コーヒー・エナジードリンクなど)
  • アルコールの過剰摂取
  • 脂っこい食事や香辛料の強い料理
  • 睡眠不足

診断方法は内視鏡で、薬によって緩和できる

症状が似ている病気には、ピロリ菌感染や胃潰瘍、胃がんなどがあります。
そのため、内視鏡検査で胃の粘膜に異常がないことを確認することで、機能性ディスペプシアと診断されます。

治療は主に薬で行われます。市販薬でも症状が緩和されることがありますが、病院で処方される薬にはより強力な効果があります。また、薬によって症状が改善されると、安心感からさらに胃の不快感が軽くなることもあります。

放置せず早めの受診を

機能性ディスペプシアは命に関わる病気ではありませんが、長引くと生活の質を下げてしまうことも。また、ピロリ菌が隠れている場合は胃がんのリスクが高まるため、早めに検査を受けることが重要です。

家族に同じ症状がある場合は、遺伝や生活環境も関係することがあります。症状が気になる場合は、我慢せず医療機関で相談しましょう。

動画:『池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック
協力:『検査では異常なし…原因不明でも胃がつらい人の対処法|機能性ディスペプシア


池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 院長:柏木 宏幸

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池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 院長:柏木 宏幸

東京女子医科大学消化器内科に入局後、複数の医療機関で胃・大腸内視鏡を中心とした臨床経験を積み、同大学病院助教を経て2023年に現クリニックを開院。胃がん・大腸がんの早期発見と内視鏡検査の普及をミッションに掲げ、健康診断や生活習慣病の治療をはじめ、一般内科および消化器疾患の診療、内視鏡検査と幅広く取り組んでいる。また、クリニックのYouTube(https://www.youtube.com/@HKa-wb4jw)を通じて医療知識や内視鏡検査の重要性をわかりやすく発信し、医療情報の普及活動にも尽力中。

都内トップクラスの内視鏡設備を完備し、土日診療対応、胃・大腸カメラ同日検査、専門医による鎮静下内視鏡、女性医師による検査体制など、患者さんの苦痛を抑えたきめ細かな検査環境を提供。今後も一人でも多くの患者様が安心して内視鏡検査を受けられるよう、質の高い医療サービスを追求し続ける。
池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院:https://www.ikebukuro-cl.com

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。