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【水沢林太郎】映画『この夏の星を見る』インタビュー「完成した作品を見て報われたような感覚になりました」

  • 2025.9.8

素直な言葉ににじむ真っすぐさと優しさ。俳優・水沢林太郎さんが、映画『この夏の星を見る』の作品を通して感じた葛藤や喜びを語る。

Profile

水沢林太郎

みずさわ・りんたろう 2003年2月5日生まれ、埼玉県出身。2017年俳優デビュー。2019年よりファッション誌『MEN’S NON-NO』の専属モデルとしても活躍。近作はドラマ「ビリオン×スクール」「なんで私が神説教」、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」など。

マスクをしたまま演じた青春の葛藤と成長

水沢さんの最新作は、映画『この夏の星を見る』。2020年のコロナ禍で部活動を制限された中高生たちがリモート会議を駆使して日本各地でつながり、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」に挑む姿を描く。
 
「あの時間から遠ざかっていた感覚があり、コロナ禍のことをはっきり思い出せなくなってきているのが少し怖いなって。当時のことを演じること、マスクをしながらの演技、リモートで天体観測をするシーンの撮影など、難しさがありました」
 
演じるのは、天体に熱意を向ける高校2年生の飯塚凛久。
 
「真面目で真っすぐな人だと思いました。喜怒哀楽が強く出るわけではなく、凛久はとても純粋。それは学生の時にしか出せない世界観でもあるし、凛久自身が持っているもの。そこをどう見せていくかも課題でした」
 
コロナ禍における若者たちの葛藤と成長が胸に迫る。
 
「撮影の仕方が特殊だったこともあり、『これはどうなるのかな』と、少し心配なまま撮影が終わってしまって。また、僕は茨城のチームだったので、東京や五島のチームのことはわからなかった。でも、完成した作品を見て報われたような感覚になりました。一本の作品になった時、全員が主人公に見える素敵な映画だと感じて。作品の一人として自分も存在できた喜びがありました」

RINTARO MIZUSAWA


Information

『この夏の星を見る』

直木賞作家、辻村深月の小説を映画化。2020年のコロナ禍。茨城、東京、長崎五島に暮らす、活動を制限されて青春を失った中高生が、オンラインのスターキャッチコンテストで心を一つにしていく姿を描く。桜田ひよりが、企画を発案する天文部の主人公を演じる。全国公開中。

©2025「この夏の星を見る」製作委員会
配給:東映


Photograph=Yuzo Touge Styling=Takumi Noshiro
Hair&Make-up=Akihito Hayami Text=Miku Sugishima

※InRed2025年8月・9月合併号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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