小学生でも分かる問題に挑戦！「1□7□2=9」→正しい計算式を作れる？

2025.12.18

計算力を上げるには、反復練習が欠かせません。しかし、同じ問題ばかりでは飽きてしまうこともありますよね。

そこで今回は、パズル感覚で楽しめる計算問題に挑戦してみましょう。発想力も一緒に鍛えることができます。

問題

□に「+−×÷」のいずれかを入れて、正しい式を作りなさい。カッコを使ってもよい。
1□7□2=9

どのような式が成り立つでしょうか。まずは自分で考えてみましょう。

解説

今回の答えは「1×7+2=9」もしくは「1×(7+2)=9」です。

本当に正しいのか計算を確認してみます。

1×7+2
=7+2
=9

1×(7+2)
=1×9
=9

確かに成立していることが分かります。

今回の式では、掛け算と足し算を組み合わせています。一般的な計算の順序は次の通りです。

(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算

そのため、式「1×7+2」の場合は掛け算を先に計算し、そのあとで足し算を行います。

「(1×7)+2」とカッコをつけた式を考えた方もいるかもしれません。これも確かに計算結果は「9」になり、正しい答えのひとつと言えます。

ただし、カッコがなくても掛け算の部分を優先して計算するということは決まっているので、「1×7+2」とする方がスマートですね。

また、式「1×(7+2)」の場合はカッコ内から計算をします。

まとめ

計算式を作る問題は、計算力と同時に柔軟な発想も鍛えられます。

ぜひ、ほかの問題にもチャレンジしてみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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