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「スーパーのレジで“距離ゼロ”!?」思わずギョッとした客のマナーに賛否両論「つい焦って」「横入りされたくない」

  • 2025.10.7
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

新型コロナウイルスが流行して以来、「ソーシャルディスタンス」が世の中の新しい基準となりました。感染を避けるためにも、他の人と一定の距離感を保つよう気を付けている方も多いでしょう。

SNSでもしばしば「スーパーのレジに並んでいたら、後ろに並んでいる人がかなり近くまで距離を詰めてきて驚いた」というエピソードが話題になっています。「同じようなことをされた」という共感のコメントが寄せられている一方で、「自分も距離を詰めてしまいがち」という声も少なくないようです。

そこで今回は、スーパーのレジで、前の人と距離をかなり詰めることはあるか?また、詰められた際にどのような行動を取るか?についてアンケートを実施し、調査してみました。

「前の人との距離をかなり詰めることがある」という方の意見は?

はじめに、「前の人との距離をかなり詰めることがある」という方の意見をご紹介します。

お店が混んでいる時は詰める

ある程度の距離を保ちたいと思っていますが、時間帯によりお店が混んでいるときなどは、お買い物している方の邪魔にならないよう距離を詰めることもあります。特に商品棚近くに並ぶ時は気をつけるようにしています。
(50代女性・主婦・関東)
混んでるときには前を詰めることがあります。通路がふさがるのを防ぐ目的もあります。
(70代男性・無職・北海道)

横入りを阻止するために詰める

距離をあけて横入りされた経験があったので、横入りされないギリギリな所に立って待ってます。ただ前の方が女性の場合は距離をあけてます。
(30代男性・無職・岐阜県)
横入りしそうな方が背後に並んでいたのでやむを得ずそのようにしました。前の方、申し訳ありませんでした。
(30代女性・専業主婦・千葉県)

通行スペースを確保するために詰める

レジ待ちで床の印の通り距離を開けていると、人が通る広さが確保できないことがあるので、距離を詰めることが多いです。
(30代女性・自営業・北海道)
後ろが通路の場合が多いので、人が通れるようにある程度詰める。自分の前が通路のときは、人が通れるようにあける。
(40代男性・公務員・北陸地方)

早くレジに行きたいあまり詰めてしまう

待ち時間を短縮したい意識が勝手に働き、前に進む余地があると体が前に出てしまうから。
(60代男性・会社員・関東地方)

「距離を詰めない」という方の意見は?

次に、「前の人との距離をかなり詰めることはない」という方の意見をご紹介します。

相手に不快感を与えないため

距離を詰めると前に並んでる人から不審に思われてしまいそうだと考えるから。ただ横入りされないようにカゴを前の人との間に入れて人が入れないようにしています。
(20代・学生・大阪府)
あまり詰めすぎると相手がすごくイラつくだろうからそんなことはしません。だからある程度の距離をあけておきます。
(50代男性・自営業・中国地方)

ソーシャルディスタンスを保つため

コロナ禍でソーシャルディスタンスを保つクセが付いたので、あまり詰めない。あとは、床に待つ場所のマーキングがされていることが多いのでそれぐらいは間を開けて待ちます。
(30代女性・会社員・東京都)
ソーシャルディスタンスは保つようにしたいのと、あまり近づくとカゴやカートがぶつかりいざかいになりかねないので距離を開けるようにしている。
(30代女性・会社員・関東地方)

トラブルを避けるため

前の人が動いた時にぶつかることもあるから、ある程度距離をとります。せっかちに見られるのも嫌です。
(60代女性・非常勤・神奈川県)
前の人が急に動いたりしてぶつかったりしたくないので、ある程度の間を空けて並ぶようにしています。
(30代女性・会社員・東京都)

距離を詰めてこられたらどうしている?

最後に、距離をかなり詰めてこられた際に、世の中の人がどのように対応しているかご紹介します。

距離を空けて欲しいと伝える

カゴを背中側に持ち替えて、さりげなく距離をとるようにしています。気づいてもらえない時は、笑顔で「少し距離を空けてもらえますか?」と声をかけます。
(40代女性・会社員・滋賀県)
比例して、自分も離れるようにする。いよいよ、離れられる距離がなくなったら、距離を取って欲しいと言う。言えない雰囲気だったら違うレジに行く。
(30代女性・ライター・関西地方)

近づき過ぎているとアピールする

後ろの人が距離をかなり詰めてきたら振り返って顔を見て近いという事を分かってもらうためにアピールします。
(50代男性・会社員・大阪府)
ちらちら振り返って、相手に「近いよ!近づき過ぎだよ!」とアピールする。アピールになってるか不明ですが気持ち的に。かと言って声は掛けられないのでそのまま待ちます。
(30代・女性・主婦)

他のお客さんに配慮することが重要

「スーパーのレジで前の人と距離をかなり詰めることはある?」というアンケートに寄せられた全回答300件のうち、「ある」は48票、「ない」は252票が集まり、今回は「かなり詰めることはない」が多い結果となりました。

「かなり詰めることはある」という方からは、「お店が混んでいる時」や「レジが長い場合」、「横入りを防ぐため」などの理由が寄せられました。他のお客さんに迷惑を掛けないよう配慮していることが多いようです。

一方で、かなり詰めることはないという方からは、「相手に不快感を与えたくない」「ソーシャルディスタンスを保つため」、「前の人とトラブルになることを避けるため」などの理由が寄せられました。自分がされると嫌なため、できる限り距離を詰めたくないという方も少なくないようです。

距離を詰めたくない、詰めて欲しくないという人が多数を占めているものの、状況次第では距離を詰めた方が良い場合もあるでしょう。逆に、自分なりの理由があったとしても、不用意に距離を詰めると前に並んでいる人に不快感を与えてしまう可能性もあるかもしれません。不特定多数の人が利用する場所だからこそ、周囲の状況に目を配り、他のお客さんに配慮した行動を心がけたいですね。


※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2025/10/2〜2025/10/3
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300名/50名


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