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「絶対に逃げないで」茨城県警が赤字で訴えた『警告』に「粛々と対応すべき」「信用できませんからね」

  • 2025.9.13
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出典:photoAC(写真はイメージです)

地域によっては欠かせない移動手段の車。しかし、ひとたび事故を起こしてしまった際、そこでどんな行動を取るかが、その後の人生を大きく左右します。

2025年8月30日、茨城県常総市で発生したひき逃げ事件を受け、茨城県警が公式X(旧Twitter)で発信した“強い警告”がSNSで大きな注目を集めました。

投稿では、「ひき逃げは犯罪です!」と明言し、「絶対に逃げないでください!」と赤字で訴えるなど、極めて異例の呼びかけがなされました。

はたして、この警告に対して世の中からはどのような反応が寄せられたのでしょうか。詳しくご紹介します。

“逃げること”が罪になるという事実

茨城県警察本部(公式)(@ibarakipolice)2025年9月2日
【ひき逃げは犯罪です!】
8月30日に #常総市 内で発生した重傷ひき逃げ事件の犯人を検挙しています。
交通事故は車両の運転者であれば誰もが当事者になる可能性はあります。
尊い人命を救うためにも
“絶対に逃げないでください!”
交通事故を目撃した方も110番通報へのご協力をお願いします

今回話題となっているのは、茨城県警が公式Xで投稿した「ひき逃げ」に関する注意喚起です。

この投稿では、2025年8月30日に常総市で発生した重傷ひき逃げ事件を受けて、「ひき逃げは犯罪です!」と明言。さらに「絶対に逃げないでください!」という強い語調で呼びかけ、事故後の対応の重要性を広く訴えました。

また、行政処分としては「救護義務違反」で違反点数35点、免許は即時取消、4年間の欠格期間が課せられるという重い処分が待っています。県警は、逃げることで「より重い責任を負うことになる」と強調しました。

当該事故では39歳の男性が肩や足の骨を折る重傷を負い、乗用車を運転していたベトナム国籍の28歳の男が、現場に車を放置したまま逃走。県警が捜査を進め、9月1日に男は逮捕されたそう。

この投稿には、事故当事者だけでなく目撃者にも通報を呼びかける文言が添えられており、「交通社会全体で命を守る」というメッセージが込められています。

迅速な対応に称賛の声

茨城県警の毅然としたメッセージに対し、多くの人が賛辞を送りました。

  • 茨城県のこの発信は素晴らしいと思います。
  • 常総警察署は優秀ですね。
  • その場から逃げるような人間は信用できませんからね。

賞賛のコメントの一方で、事故を起こした際の冷静な対応と適切な通報を求める声にも、多くの方が共感を寄せました。

  • まずは冷静に通報ですね。法違反者に対しては国籍に関係なく粛々と法に則って対応すべきだと思います。
  • 事故を起こして、逃げれば、確実に罪が重くなる。人身事故の場合は、過失では済まなくなりますから、必ず通報を。
  • 相手が「大丈夫」と言って去ろうとしても絶対に警察には報告するべき。

これらのコメントは「啓発不足」と「制度への理解不足」が混在している現状を指摘しています。

  • 警察に報告すらしていないならひき逃げ扱いされても文句は言えません。
  • 事故後の適切な対応がどれほど重要かがもっと広く理解されるべきですね。

このように、「事故直後の対応が法的にも道徳的にも重要」という冷静な認識が共有されています。

法改正と制度への提言

またSNS上では、現行制度への理解から一歩進んで、法改正や制度改革を求める声も多数見られました。

  • なぜこんなにも刑が軽いのか。人の命が奪われてもこの程度ですしね。
  • 完全にやり得になってしまっている。何とかしなければ。
  • 結局のところ、毎日のように、ひき逃げは発生している。制度が甘すぎるのでは?

これらのコメントには、様々な角度からの現行制度への不満と創造的な対応案が含まれています。

茨城県警の警告投稿に寄せられた期待と制度への課題

今回は、茨城県警の「ひき逃げ」に対する、強い警告に寄せられた世間の声をご紹介しました。

「茨城県警素晴らしい」との賞賛や、「まずは冷静に通報を」「法改正を」という啓発活動への期待、そして「処罰が軽い」「司法の対応に不信感」といった制度そのものへの批判・提案も見られました。

社会の関心が高まる中、事故後の対応と制度のあり方について、より広く議論が進むことが期待されます。


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