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「立ってるのが当たり前だと思ってた」レジ店員の座り接客、8割が「気にならない」→2割が感じた"違和感"の正体

  • 2026.3.14
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

スーパーやコンビニで会計を待っているとき、レジの店員が「ずっと立ちっぱなしで大変そうだな」と感じたことはありませんか?長時間の立ち仕事は足腰への負担が大きく、見ている側が気になることもあるかもしれません。

SNS上でしばしば「レジでの接客、座ってもいいのでは?」という声が上がっています。

そこで今回は、レジ担当の店員が「座って接客」することについて調査しました。

レジ担当の店員が「座って接客」、どう思う?

全国の18歳以上の男女300名を対象にアンケートを実施し、寄せられた結果がこちらです!

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出典:TRILL調べ
  • 「気になる」56票
  • 「気にならない」244票

今回のアンケートでは、「気にならない」という意見が多い結果となりました。

寄せられた意見を紹介します。

「気にならない」と回答した方の意見

レジ担当の店員が座っていても「気にならない」と回答した方の意見を紹介します。

長時間の立ち仕事は体への負担が大きいから

長時間立ちっぱなしで本当に大変だと思うので、座って接客していても全く気になりません。
(30代男性・自営業・北海道)
長時間の立ち仕事は腰や足に負担がかかってしまうので、座れるのなら座った方がいいと思いました。身体を壊して辞めてしまう・体力に自信がないから立ち仕事では働けない、などの理由で人手が確保できない問題も減っていくのではないかと思います。ただ、どうしても「座っている」というだけで「この店員は怠けている」と感じてしまう人もいるはずなので、座って作業する姿の見せ方を少し考えなければいけないのかなとも思っています。
(20代女性・事務員・愛知県)
自分も立ち仕事をしたことありますが、疲れました…レジの方も疲れてしまうだろうなと思いますので、座っていてもかまいません。それでできる人が増えるならそれでいいと思います。ただ、立ってする高さなので、やりにくくなるだろうなと思います。
(40代女性・専業主婦・東海地方)

海外では座って接客するのが当たり前だから

レジ業務は長時間同じ場所に立ち続ける仕事なので、店員さんが座って接客していても特に気になりません。実際、海外のスーパーではレジ係が椅子に座って対応していることも多く、それでも丁寧に接客している印象があります。大切なのは立っているかどうかよりも、挨拶や対応の丁寧さだと思います。座ることで体への負担が減り、集中して仕事ができるのであれば、むしろ良い取り組みだと感じます。
(50代男性・会社員・愛知県)
30年くらい前にヨーロッパに住んでいたことがありますが、当時どこの国でもスーパーの店員は座って仕事をしていました。基本的な接客コミュニケーションがあれば、座っていても立っていてもまったく関係ないと思います。
(60代女性・自営業・兵庫県)
日本はお客様に対して過剰に丁寧に接客しすぎだと思う。もっとラフなほうが疲れずに仕事ができると思うから、やりやすいのなら座っていいと思う。
(40代女性・主婦・長野県)

業務に支障がなく接客が丁寧なら問題ないから

座っていても笑顔や声のトーンが丁寧なら接客の質に影響がないと感じるからです。むしろ、立ちっぱなしで疲れているより、落ち着いて対応できる方が安心感があり、スムーズに会計や対応をしてもらえると思います。
(30代女性・主婦・愛知県)
気にするべきは丁寧でかつ素早い対応なので、座る座らないは気になりません。
(50代男性・アルバイト・東京都)
立っていても座っていてもレジが問題なく通せれば問題ないと思うから。
(30代女性・会社員・北海道)

「気になる」と回答した方の意見

一方、レジ担当の店員が座っていると「気になる」と回答した方の意見を紹介します。

お客様に対するマナー違反・失礼に感じるから

お客さん相手の仕事だから、お客様に対して一定の敬意を払うべきだと思うから。
(60代男性・アルバイト・北海道)
なんだかこちらが雑に扱われているような感覚になるのでやはり立って接客してほしいと思ってしまいますね。少し印象として横柄な感じにも見えてしまいます。
(40代男性・自由業・神奈川県)
お客様が立っているのに店員が座っているのは失礼だと思う
(60代女性・主婦・関東地方)

やる気がない・怠けているように見えるから

やる気がないようにみえる。私自身が以前そういった対応をした時にクレームが入った経験がある
(50代男性・会社員・東京都)
なんとなくやる気がないように見えてしまうから。
(40代女性・パート・千葉県)
何だかサボっているようにも見えるので、できれば昔通りに立って応対してほしいですね。
(50代男性・会社員・中部地方)

見慣れない光景で違和感や戸惑いがあるから

これまでレジ担当が座っていた、という経験がありません。なので、もし座っていたら、違和感を覚えるでしょう。ただ、今後、どのお店でもレジ担当が座るようになったら、それが当たり前なのだと感じるかもしれません。
(60代男性・アルバイト・新潟県)
レジは立って接客するイメージがあるので、座ったままだと少し違和感を覚えてしまうからです。体調や職場のルールなど事情がある場合もあると思いますが、お客さんを迎える立場としては立って対応している方が丁寧で誠実な印象を受けやすいと感じるからです。
(30代女性・フリーランス・和歌山県)

接客業や販売業の経験がある方の意見

実際に、接客業や販売業の経験がある方の意見を紹介します。

椅子があって助かった・体への負担が軽減した経験

以前働いていた店舗では、バックヤードに簡易の椅子があり、レジが空いている時だけ座って作業できることがありました。立ち仕事が続くと足が重くなり、夕方には集中力が落ちてしまうこともあったので、少し座れるだけで体力の持ちが全然違いました。座っていてもお客様が来ればすぐ立って対応していたので、サービスに支障が出ることもありませんでした。体への負担が軽くなることで、結果的に笑顔で接客しやすくなると感じていました。
(50代女性・パート・関西地方)
座ることができるお店もありました。そこは、個人経営の酒屋さんでしたが、レジ打ちは椅子使用可。店長が優しい人でバイト最終日まで楽しくやり抜けました。
(30代男性・自営業・関東地方)
生鮮食品の直売のようなスペースで会計を担当したことがあります。テーブルの高さの関係で座ったままの方が業務しやすく、またスペース内には私よりも高齢の方が座りながらレジをしているお店も多々あったので、私も座ったまま接客しましたし、それでお客さんから苦情を言われたこともありませんでした。
(40代女性・自営業・東京都)

椅子はあったが、人目が気になって座りづらかった・罪悪感があった経験

店頭販売のスタッフをしていたとき、レジ業務の場所には椅子がありました。ただし、座ってはいけないと明確に言われていたわけではないものの、実際には座りづらい雰囲気がありました。そのため、人目を気にして隠れて少しだけ座ったり、お客様の気配を感じるとすぐに立ち上がったりしていました。本来は椅子があるのだから座っても良いはずなのですが、「接客中は立っているべき」という感覚が強く、どこか罪悪感のようなものを感じていたのを覚えています。こうした文化的な感覚や職場の空気は、とても根強いものだと感じました。
(30代女性・会社員)
妊娠中でお腹が大きい時に座っていましたが、お客様が来店された時は立っていました。デパートでちょっとしたことでクレームがくるので気を使いました。
(30代女性・専業主婦)
お客さんがいない時は座ることもありましたが、お客さんがきたら必ず立つようにしていました。
(20代男性・学生・広島県)

椅子がなく、足腰に限界を感じたつらい経験

10年近く接客業(正社員)でレジ業務をやっていましたが、椅子はなく休憩以外ずっと立ち続けていました。小さなテナントで歩くスペースが限られていたため、足を動かしたくてもなかなか動かせず、帰宅後は足の太さが浮腫で朝に比べて倍になっていました。そのため、細身のパンツなどを履いて仕事をすると夜はキツくなってしまうのでスカートや太めのパンツなどを履くことが多かったです。毎日マッサージなどする気力がなく浮腫を放置してしまっていたせいか、日常的に足が太くなりました。このままではまずいと思い、休日や帰宅後に運動するなどして対処していましたが、その会社を退職したら浮腫がほぼなくなりました。結論、立ち続けていたことが足の浮腫や疲れにつながっていたのだと実感しましたし、椅子に座れたら少しはマシになっていたと思うので、椅子に座ってのレジ業務に関しては気になりません。というか、私自身椅子が欲しかったです。
(30代女性・専業主婦・東北地方)
座れる椅子がなかったレジ経験者ですが、本当に長時間の立ちっぱなしはつらい。お客様が来なくてじっと立ってるだけの時もつらい。経験者目線では辛さを知っているので椅子に座るのはいいと思います。見た目はいい印象ではないですが。
(40代女性・契約社員・大阪府)
ずっと立ったまましてました。座りたいといつも思ってました。
(50代男性・自営業・九州地方)

立ったり座ったりを繰り返すため、逆に負担だった経験

長年、美容部員をしてきました。ブランドによっては、こちらも座ってカウンセリングなどを行っていました。ただ、お会計や、商品の用意など、立ったり座ったりをくり返す形だったので、その点においては逆に負担に感じました。
(40代女性・主婦・東京都)
コンビニアルバイトをしていたときに、外反母趾が痛くて長時間立っているのがしんどくて、特別に椅子を出してもらったことがあるけど、立っている方がやりやすかった。
(30代女性・専業主婦)
私の働いていたお店では、売り場で作業しつつ、レジにお客様が来たら対応する形でした。なので、もし座れてもその対応している一瞬だけになるので、「わざわざ座るのは…」と思っていました。また、レジと商品を置いている机が微妙に2、3歩移動しなきゃいけない距離で。いちいち、イスをゴロゴロと移動させるのも時間のロスだよなと感じていました。働く側として「座れる」のはうれしいのですが、座ったことによって対応時間が長くなることに繋がってしまうのは良くないので、きちんと各自シミュレーションしてから座って接客できるシステムを導入しなければいけないと思います。
(20代女性・事務員・愛知県)

座って接客、広がる理解とそれぞれの本音

今回のアンケートでは、約8割(81.3%)の方が「気にならない」と回答しました。立ち仕事による身体的な負担への理解や、「海外では当たり前」という声が多く、座って接客することを肯定的に捉える方が多い結果となりました。

一方で「気になる」と答えた方からは、座る姿から怠慢さや失礼さを感じてしまうという声も見受けられました。「なんだかサボっているようにも見えるので、できれば立って応対してほしい」という意見のように、接客に対する意識やこれまでの慣習が影響しているようです。

接客経験者からも「少し座れるだけで体力の持ちが全然違った」という切実な声がある一方、「立ったり座ったりを繰り返すため逆に負担だった」という意見もあり、一概に「座ればいい」とも言い切れない現場の実情も見えてきました。その他には「日本人は過剰なサービスを求めすぎる」「高齢者の場合は座らないと長時間できない」といった意見も寄せられていました。

皆さんはどう思いますか?


※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2026/3/5〜2026/3/6
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300


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