1. トップ
  2. 「その感覚が理解できない」LINE安否確認テストで“被害あり”選択に物議「体験版だから」「気分が良くない」

「その感覚が理解できない」LINE安否確認テストで“被害あり”選択に物議「体験版だから」「気分が良くない」

  • 2026.3.13
undefined
出典元:photoAC(画像はイメージです)

LINEは、3月10日に安否確認機能を1日限定の体験版を公開しました。見慣れない通知に「どこかで地震があったの?」と困惑するユーザーも多く、SNS上でさまざまな声が上がりました。

なかでも注目を集めたのが、「被害あり」という選択肢をめぐる議論です。テスト中に「被害あり」を選んだ行為への批判の声が広がる一方、「体験版だからこそ両方確認しておきたかった」という擁護の意見も寄せられました。

LINE、3月10日限定で安否確認機能の体験版を公開

LINEを運営するLINEヤフーは2026年3月10日、「LINE安否確認」機能を1日限定の体験版として公開しました。東日本大震災から15年となる3月11日の前日に合わせたもので、防災意識を高め、機能の使い方を広く知ってもらうことを目的として実施されました。

「LINE安否確認」は、震度6以上などの大規模な災害が発生した際に表示される機能で、ユーザーは「無事」「被害あり」のいずれかを選択して友だちに一括で状況を伝えることができます。友だちの安否状況を一覧で確認することもでき、一人ひとりに個別に連絡しなくても状況を把握できるのが特徴です。

今回の体験版は、実際に災害が発生していない状況で操作を試せるかたちで公開されたものです。通常は震度6以上の地震が発生した際などに表示されますが、事前に操作に慣れておくことができるよう、特別に体験できる機会が設けられました。

「被害あり」を選んだ行為への批判の声が相次ぐ

今回の体験版公開と同時に、「被害あり」という選択肢をめぐってX上で議論が広がりました。

「テスト中に被害ありを選ぶのはなぜなのか、その感覚が理解できない」といった趣旨の投稿が話題になりました。

一方で、「友人が被害ありを選んでいるのを見て、少し気持ちが冷めてしまった」という声や、「被災経験のある地域にゆかりがあるため、気分のよいものではなかった」といった感情的な反応も寄せられています。

実際の災害時を想定した機能だからこそ、テストであっても軽く扱われることへの違和感が生まれたようです。

こうした批判に対し、「被害あり」を選んだ側からは体験版ならではの理由も示されました。「誰も被害ありを選ばないままでは、その画面がどう表示されるか確認できない。体験版なのだから操作することに意味がある」という投稿も見られました。

今回の議論には体験版という性格への認識の違いが影響していた面もあるようです。

もしものときに備え、機能の使い方を知っておこう

「被害あり」の選択をめぐるさまざまな声が広がった今回の体験版公開ですが、LINEヤフーが体験版を公開した目的は、実際の災害時に備えて機能を知ってもらうことにあります。

いざというとき、自分の安否を友だちにすばやく伝え、相手の状況を確認するためには、操作に慣れておくことが大切です。今回の議論をきっかけに、日頃から機能の使い方を確認しておく意識を持てるとよいでしょう。


参考:
LINE安否確認を利用する(LINE)


▶︎2分で完了!日常の“モヤッとした”体験、TRILLでシェアしませんか?【投稿はこちら】