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「本当に納得できない」飲食店の“注文方式”に、半数近くがモヤッ「客のリソースを使わせるな」「全く気になりません」

  • 2026.3.14
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

飲食店で注文する際、QRコードを読み取ってオーダーするシステムを利用したことはありますか?「店員さんを呼ぶより手軽でいいな」と感じる方がいる一方で、「スマホの操作が煩わしい」「なんだか難しくて…」という方もいることと思います。

SNSではしばしば、「飲食店でQRコードを読み取って注文する仕組みだったが、登録が必要で注文をやめて退店した」「飲食店でQRコードを読み取って注文するシステムが苦手」といった趣旨の投稿が見られます。そこで今回は、「飲食店でのQRコード注文」についての意識を調査しました。

飲食店でQRコードを読み取って注文する仕組みについてどう思いますか?

全国の18歳以上の男女300名を対象にアンケートを実施し、寄せられた結果がこちらです!

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出典:TRILL調べ
  • 「QRコード注文でも気にならない」161票
  • 「QRコード注文だと気になる」139票

今回は「気にならない」という回答がやや優勢という結果になりました。一方で、「気になる」と答えた方も半数近くいることがうかがえます。

それでは、寄せられた意見の一部をピックアップしてご紹介します。

QRコード注文でも「気にならない」という方の意見

QRコードを読み取って注文する仕組みでも気にならないという方の意見をご紹介します。

店員を呼ぶストレス・手間が解消されるから

店員さんに気を遣うことなくゆっくり自分たちのペースで注文できるから。声を出して店員さんを呼ぶことが苦手だから。
(20代女性・会社員・山形県)
忙しそうな店員さんを呼ばなくてよいところが、気持ち的に楽です。
(40代女性・専業主婦)
店員を呼んで自分の声で注文するよりかはエネルギーを使わなくて楽なので全く気になりません。
(50代男性・エンジニア・北海道)

自分のペースを守れるから

自分のペースでじっくりメニューを吟味して注文できるので、賛成派です。
(50代女性・主婦・東北地方)
店員さんを呼ぶことなく、自分の好きなように注文できるので楽でありがたいです!
(30代女性・主婦・東北)
自分のペースで注文できる方法なので、自由に決めて注文できる利便性を持つのはいいと思います。
(30代男性・WEBライター・富山県)

注文ミス・聞き間違いを防げるから

便利でいいと思います。店員さんの聞き取りミスも防げます。
(30代男性・会社員・大阪府)
店員さんに注文するより注文ミスがない
(20代女性・会社員・千葉県)
店員さんに来てもらって注文する場合、あらかじめメニューを見て注文しようと決めたものを思い出さないといけないが、QRコード注文であれば注文しようと決めた時点で順に登録できるので、オーダー漏れをすることがないので良いと思います。
(40代男性・フリーランス・九州地方)

飲食店の人手不足・人件費削減への理解から

正直手間だが、自分たちのペースで注文できる。人手が足りないと思うからいいと思う。
(40代女性・会社員・栃木県)
初めのうちはとまどいましたが、もう慣れました。QRコードにすることで人件費をおさえ、ひいては料理の値段がおさえられると思えば、許容できます。
(60代男性・アルバイト・新潟県)
働き方改革が進む昨今、人手不足もあるだろうから当然の流れであると思うから。
(60代男性・アルバイト・北海道)

履歴確認・追加注文がしやすいから

呼び止める手間がないし、自分がどのくらい注文してるかわかって便利
(20代男性・大学生・福岡県)
注文履歴や途中計算が見れて便利。忙しくしてそうな店員に何度も声をかけるのも気が引けるので注文しやすくて助かっています。
(40代男性・会社員・広島県)
忙しそうな中タイミングを伺って呼び止めるは大変なのでQRの方が良いです。また、合計金額が見れる場合があるのでそれも助かります。
(20代女性・学生・神奈川県)

QRコード注文だと「気になる」という方の意見

続いて、QRコードを読み取って注文する仕組みが気になるという方の意見をご紹介します。

通信費がかかることやバッテリーの消費が気になるから

すごくモヤモヤしますね。どうしてこちらがわざわざ通信料を支払って注文しなければならないのか本当に納得できません。スマホの電池を消耗したくもありませんし、電池が切れそうな時にそんなことさらさらしたくありません。
(40代男性・自由業・神奈川県)
ギガが減るのが納得いかない。QRを使わせるなら、電波が良いWi-Fiを用意して欲しい。
(50代女性・製造業・奈良県)
客のリソースを使わせるなといっつも思う
せめて充電とWi-Fiぐらい用意してほしい
(33歳・女性・会社員・秋田県)

操作が複雑・使いづらいから

QRコードを読み取るのも手間がかかるし、注文数が多い時は面倒に感じる。
(40代女性・中国地方)
今まで成功したことがありません。1回目は2人分なのに4人分になってしまって、店員さんに訂正していただきました。2回目はランチを食べに行ったのですが店内が居酒屋風で暗くて老眼のせいもあり、画面が見づらく注文の仕方も複雑だったので結局店員さんを呼んで注文しました。タッチパネルなら大丈夫です!
(40代女性・講師・大阪府)
コードを読み取ってからの操作が複雑なところもあるので、正直やめてほしい。
(30代男性・会社員・北海道)

LINE連携・個人情報の登録を求められるのが嫌だから

店員さんを大きな声を出して呼ぶことに抵抗があるから助かるが、QRコードからLINEの友達登録に誘導され、登録しないと注文ができない仕組みが嫌。後日LINEのお知らせ通知がきて鬱陶しくなる。
(20代女性・接客業・大阪府)
読み取って注文するだけならまだいいが、LINEで友達登録をされて勝手に広告がくるタイプのは鬱陶しい
(50代男性・会社員・大阪府)
店員さんとのやり取りが少なくて済むので、登録が不要なものに関してはそこまで気にならないが、時々「QRコードから強制的にLINE登録させられる店」などがあった時には、LINEはあまり使いたくない派なので、口頭で注文できないか訊いたり、LINEでしか注文できないようであれば仕方なく一度は登録するが、会計後すぐに登録を外した上で、二度とその店には行かなくなることが多い。一部であっても個人情報を無駄に持っていかれたり、プライベートに侵略される仕組みは嫌。
(30代女性・パート・千葉県)

高齢者やデジタルが苦手な人への配慮が足りないから

年配の方だと分からなくて困ってたりするのをよく見かけるので。
(50代女性・主婦・埼玉県)
もちろん、QRの方が効率がいいのは分かりますが、慣れていない人やお年寄りの方達は注文に苦戦し、結局店員を呼んで説明をしてもらうというところを見たことがあるので、それならQRよりもタッチパネルや従来のやり方でやった方がお客様もストレスなく注文できると思います。
(20代男性・大学生・広島県)
私自身は気楽で良いと思うが、私の親世代などはそんな注文の仕方は分からないだろうし、そのようなデジタルに不自由な人たちを排除することにならないか心配になる。
(30代男性・会社員・東海地方)

食事中にスマホを触りたくない・店員とのやりとりも大切だから

食事をする前に自分のスマホを取り出して触りたくないからです。備え付けのタブレットから注文できると有難いです。
(40代女性・主婦・埼玉県)
衛生的に食事をしながらスマホを触りたくないので、気になる。特に追加注文する時など、毎回ちょっとイヤだなと思いながら操作している。
(40代女性・主婦・関東地方)
何でもデジタル化されるのは、正直息が詰まる思いです。人と人とのつながりも、飲食店の良い面だと思うので、デジタルのお店にはできるだけ行きたくない。
(40代男性・会社員・東京都)

接客経験者に聞いた、QRコード注文の現場の声

今回のアンケートでは、QRコード注文のシステムがある飲食店での接客経験がある方に「現場で感じたことや印象に残っているエピソード」についても尋ねました。分類すると、業務効率化というメリットを実感している声と、操作サポートやシステムトラブルなど現場ならではの苦労という、2つの傾向が見られました。

効率化・負担軽減というメリットを実感した

注文取りの時間が削減される分、料理の提供やテーブルの片付けに集中できるようになったので、現場視点でもメリットは大きいと感じました。
(40代男性・会社員・東北地方)
とにかく楽。お料理してたり、お皿洗いしてたときに呼ばれないし、お会計もそのまま連動しているのでいちいち打たなくてよい。しかし、お客さんとのコミュニケーションは減ったので寂しい気持ちにもなる。
(30代女性・会社役員・神奈川県)
とても楽です。注文の聞き取りミスも減ってお客さんとのトラブルも減りました。
(20代女性・専業主婦・福岡県)

操作サポートやシステムトラブルなど、現場ならではの苦労も

QRコード注文が導入されている飲食店で働いていたとき、便利さと難しさの両方を感じました。ピーク時は注文を取りに行く手間が減り、提供までの流れがスムーズになる一方で、スマホ操作に慣れていないお客様から「やり方がわからない」と呼ばれることが多く、結局こちらが席で一緒に操作する場面もありました。また、通信が不安定で注文が反映されず、厨房との連携が乱れたことも印象に残っています。効率化にはつながるものの、サポートの手間はむしろ増える瞬間もあり、現場としては「便利だけど万能ではない」という印象でした。
(40代女性・パート・滋賀県)
お客様は注文したつもりだったようですが、実際には注文した商品が「カートに入っていただけで注文できていない」、ということがありました。一応卓上のQR使用方法には書かれていましたが、慣れていないお客様にとっては、まだまだ扱うのが難しく、料理の注文がうまくできないこともあると感じました。
(30代女性・フリーランス・島根県)
店員側としては楽。しかし、たまに注文の仕方が分からないといったトラブルは起こる。
(30代男性・会社員・東海地方)

接客経験者の声からは、QRコード注文が現場の負担を大きく軽減している一方で、デジタルに不慣れなお客様へのサポートやシステムトラブルへの対応など、新たな課題も生まれていることがうかがえます。

より多くの人が快適に利用できる仕組みに期待

今回のアンケートでは、「QRコード注文でも気にならない」が53.7%とやや優勢という結果になりました。ただ、「店員を呼ぶストレスがなくなる」「自分のペースで注文できる」といった声が多い一方で、「通信費やバッテリーを使わされるのが納得できない」「LINE登録を求められるのが嫌」など、システムへの不満や不安を抱える方も少なくない様子がうかがえます。

QRコード注文は飲食店の人手不足解消や業務効率化に貢献している面もありますが、すべてのお客様が同じように使いこなせるわけではありません。デジタルが苦手な方や高齢者への配慮、通信環境の整備など、店側の工夫次第でより多くの人が快適に利用できる仕組みになりそうですね。


※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています
・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2026/3/5〜2026/3/6
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300


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