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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「時速50kmで30分間進むと、何km移動する?」→暗算できる?

  • 2025.11.15
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普段は計算しない速さ・時間・距離に関する問題ですが、実は日常生活にかなり深く関係していますよね。

観光で歩いて地図を見る際はもちろん、車を運転する際には特に意識する部分ですね。

今回はそんな速さ・時間・距離の関係について計算方法を復習しましょう。

問題

次の問いに答えなさい。
時速50kmで30分間進むと、何km移動する?

車だと時速50kmはよくある速さですね。

解説

この問題の答えは「25km」です。計算をする前に速さについての考えを整理しておきましょう。

今回は「時速」という単位が登場しましたが、これは「1時間に進む距離」を表しています。同じようにもしも「分速」なら「1分間に」、「秒速」なら「1秒間に」進む距離を表します。

つまり、「1時間に50km進む速さで30分間移動すると何km?」と読むことができます。

では、それぞれの関係を振り返って答えを求めていきましょう。

〈速さ・時間・距離の関係〉
・速さ=距離÷時間
・時間=距離÷速さ
・距離=速さ×時間

ただし、時間の単位を揃えなければいけません。
問題では速さが「時」なのに対して時間が「分」なので、「分」を「時」に変えてから計算式に当てはめましょう。

30分
=1/2時間

なので、

距離
=50×1/2
=25

と計算でき、答えは25kmであることが分かりました。時間の単位と同様に距離の単位も揃えることに注意しておきましょう。

まとめ

計算自体は難しいものではなくても、単位を間違えてしまう可能性が高い問題です。

そこで、公式を正しく覚えておくことはもちろん、時間、分、秒の関係はもちろん、mとkmの関係も覚えておくと良いでしょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。

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