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意外と読めない?【難読漢字】「悍ましい」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2025.8.13

普段の生活で目にすることは少ないけれど、漢字の中には「えっ、これどう読むの?」と首をかしげるものがたくさんあります。

その代表格とも言える難読漢字のひとつが「悍ましい」。

一見すると何となく「こわい」「おそろしい」といった印象を受ける漢字ですが、正確な読みや意味は案外知られていません。この記事では、そんな「悍ましい」という漢字の読み方を明らかにするとともに、使用例やニュアンスの深掘りまでお伝えします。

意外と読めない難読漢字、あなたも読み方をマスターして、ワンランク上の日本語通を目指しませんか?

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「悍ましい」の正しい読みと意味の解説

「悍ましい」という漢字、普段あまり使わないため読み方を知らない方は多いでしょう。

答えを先に言うと、この漢字は「おぞましい」と読みます。

意味としては「いかにも嫌な感じがする」「ゾッとするほどいとわしい」といったネガティブな感情を表します。辞書によっては「忌まわしい」「いやな気持ちにさせる」といった解説もあり、ただ怖いだけでなく、不快感や嫌悪感を伴うことが特徴です。

なかなか身近ではない「悍ましい」

「悍ましい」の「悍」は意味として「たけだけしい」「勇ましい」といった意味を持ち、元々は男らしさや強さに関するニュアンスを持っています。

また、「悍ましい」は文学や古典の中で「身の毛がよだつような恐ろしさ」として使われてきました。例えば、怪談話や恐怖を表現する文章で登場することが多いです。

加えて、「おぞましい」は口語的にも使われ、感情の激しい嫌悪感や恐怖を伝える際の便利な形容詞です。漢字で書いた場合は「悍ましい」となるものの、かなで書くことの方が多いのも事実です。これが原因で漢字の読みがわかりにくくなっているとも言えます。

「悍ましい」を知って漢字力アップ!

「悍ましい」という漢字は、見た目にもインパクトがあるだけでなく、奥深い意味と成り立ちを持っています。読み方は「おぞましい」で、「身の毛がよだつほど怖くて嫌な気持ち」を表す言葉。

現代の一般会話ではあまり漢字では使われませんが、文学や新聞・報道の文章などで目にすることがあるため、知っておくとなにかと役立ちます。

日常にちょっとした漢字の豆知識をプラスするだけで、語彙力や読解力が自然とアップしますよ。

これからも難読漢字の世界に一緒に踏み込んで、漢字マスターへの一歩を踏み出してみませんか?



参考文献:小学館『デジタル大辞泉』