「全然気づかなかった」「鬼滅アニメで1番のビックリ」“まさかの事実”にファン驚愕…アニメならではの演出で魅せる“圧巻の描写”

『鬼滅の刃』は、原作の完成度の高さに加え、アニメ化によって爆発的に人気を広げた作品です。その理由のひとつは、制作陣のこだわり抜いた演出やキャスティングにあります。本記事では、『鬼滅の刃』アニメバージョンの魅力を紹介します。現在公開中の映画『劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』につながるシーンも解説していますので、最後までお楽しみください！

『鬼滅の刃』炭治郎が初めて戦った鬼の声優にファン驚愕…

アニメ第1話に登場する“お堂の鬼”は、首を落とされてもなお炭治郎に襲いかかる執念深さと、不気味さを併せ持つ鬼です。わずか1話の登場にもかかわらず、この鬼の声を担当したのは『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイや『あんさんぶるスターズ！』の天祥院英智などで知られる緑川光さん。緑川さんの低く響く声は、長く鬼として生きてきた重みと脅威を見事に表現していました。

放送後、SNSでは「めっちゃ豪華でひっくり返った」「全然気づかなかった」「贅沢すぎやしないか」「1話足らずで退場！？」「鬼滅アニメで1番のビックリ」「相当ぶっ飛んでる」といった驚きの声が相次ぎました。その豪華すぎる起用はファン・キャスト双方に衝撃を与えたようです。

この“贅沢なキャスティング”はお堂の鬼に限ったことではありません。上弦の鬼たちには宮野真守さん（童磨）、置鮎龍太郎さん（黒死牟）、古川登志夫さん（半天狗）、鳥海浩輔さん（玉壺）といった主役級の声優陣が勢ぞろい。わずかな台詞や登場時間であっても全力で魅せる、このこだわりがアニメ『鬼滅の刃』の強みです。こうしたキャスト起用は視聴者に「この先も油断できない」という期待感を抱かせ、物語への没入感をさらに高めています。

『鬼滅の刃』アニメオリジナルは重要なシーン！？映画につながる柱稽古編のアニオリとは

2024年放送の『鬼滅の刃 柱稽古編』第1話は、原作にはないアニメオリジナルの幕開けで始まります。不死川実弥と伊黒小芭内が鬼を追い詰める中、鬼は天守閣から飛び降り、足元が歪んだ先に突如“無限城”が出現。鬼はその中へと消えていきます。この短い場面で柱二人の連携と無限城の不気味さを印象付け、後の『劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』への期待を高める巧みな演出となりました。

この短い描写は、無限城の構造や異質さを視覚的に理解でき、後に描かれる『劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』の舞台設定への理解を深める重要な役割を果たしています。足場が音もなく入れ替わるカットや、遠近感が狂うような廊下の映像は、アニメならではの恐怖と緊張感を生み出しました。原作ファンはもちろん、アニメから入った視聴者にとっても、このシーンは「無限城とは何か？」という疑問と好奇心を強く抱かせるきっかけとなったはずです。

おわりに

『鬼滅の刃』アニメは、豪華声優陣の短くも強烈な鬼の演技や、柱稽古編でのアニメオリジナル演出など、原作にはないこだわりが随所に盛り込まれています。豪華なキャスティングと緻密な映像表現が組み合わさることで、物語は“原作の再現”を超え、映像作品として独自の深みを持つ仕上がりになっています。特にアニオリは、原作を補完しつつ新しい視点や解釈を与え、視聴者の感情を揺さぶります。もし原作しか読んでいない方は、このアニメならではの工夫や魅力をぜひ体験してみてください。きっと、新たな発見と感動が待っています。

---

ABEMAにて「鬼滅の刃」柱稽古編、劇場版「鬼滅の刃」無限列車編など多数配信中。
［番組URL］https://abema.tv/video/title/26-75?s=26-75_s5&eg=26-75_eg0
【(C)吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable】