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医師「シワやたるみの原因に」→紫外線ダメージを『最小限』にする…海やプールで実践すべき“3つのケア”とは?

  • 2025.8.11
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

海やプールといえば、夏の楽しみの代表格。でも、その楽しい時間には強力な紫外線の洗礼がつきもの。実は、私たちの肌や髪、体は紫外線によって思った以上にダメージを受けています。

そこで今回は、海やプールで紫外線ダメージを最小限に抑えるための効果的なケア方法をお届け。紫外線の怖さを理解しつつ、賢くケアして夏の思い出をもっと美しく残しましょう!

紫外線の恐るべき影響とその仕組みを知る

紫外線は、地球に降り注ぐ太陽光線の一部で、UVBやUVAといった種類があります。特にUVBは肌の表面に炎症や日焼けを引き起こし、UVAは肌の奥深くまで届き、シワやたるみの原因になることがわかっています。海やプールでは水面の反射によって紫外線がより強力になるため、普通の日よりもダメージは強まるのです。

さらに、紫外線は短時間でも肌細胞を傷つけ、メラニン色素が活発になりシミやそばかすができやすくなります。だけど怖いのは見た目のダメージだけではありません。繰り返しの紫外線曝露は皮膚がんのリスクを高めることも科学的に証明されています。だからこそ、紫外線対策は「見た目のキレイ」のためだけでなく「健康のため」にも欠かせないのです。

具体的な紫外線対策と効果的なケア方法

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

紫外線ダメージを防ぐには、まず外からの防御が基本。おすすめは、SPFやPA数値が高めのウォータープルーフタイプの日焼け止めの使用。特にSPF30以上、PA+++以上のものを選び、こまめに塗り直すことが大切です。水に入った後や汗をかいた時は、必ず再度塗るのを忘れないでください。

また、ラッシュガードや帽子、UVカットのサングラスなどの着用も効果的です。これらは紫外線を物理的にカットし、肌だけでなく髪や目の保護にも役立ちます。紫外線は目にもダメージを与えることが知られているので、サングラスは特に重要です。

そして紫外線を浴びた後のアフターケアも忘れてはいけません。海水やプールの塩素は肌のバリア機能を低下させる可能性があるため、なるべく早くぬるま湯で優しく洗い流し、保湿をしっかりと行いましょう。アロエベラやヒアルロン酸配合のローションは、肌を落ち着かせてダメージ回復を助けてくれます。

さらに、抗酸化作用のあるビタミンCやEを含む食品を積極的に取り入れると、体の内側からも紫外線ダメージの修復が期待できます。バランスのとれた食事と十分な水分補給が、次の紫外線ダメージに備える大切なポイントですよ。

夏の紫外線ケアは「準備」と「回復」で輝く肌を守ろう

日差しの強い海やプールでの楽しみは、紫外線対策次第で快適さも後悔も大きく変わります。紫外線の種類や影響を正しく理解し、高SPFの日焼け止め、水着と一緒に使えるUVカットアイテムを賢く選ぶこと。加えて、紫外線を浴びた後にはしっかり洗浄・保湿で肌の回復をサポートしましょう。

そして、食事や生活習慣から体の内側も整えてあげることを忘れずに。これらを組み合わせたトータルケアが、海やプールでの紫外線ダメージを減らすことができるでしょう。夏の強い日差しも怖がらず、紫外線ケアを味方に夏の思い出を思いっきり楽しんでくださいね!


監修者:古賀 愛子(こが あいこ)ハナ・ビューティークリニック院長

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熊本大学医学部医学科卒業。
国立国際医療研究センターにて初期臨床研修を修了後、東京大学医学部附属病院で心身医学を専攻。内科専門医および心療内科専門医の資格を取得。心と体のつながりに深く向き合う医療に従事するなかで、美容医療がもたらす前向きな変化に着目し、2021年より大手美容外科に勤務。年間数千件におよぶ患者様の診療を行いながら、美容医療の技術と知識を磨く。院長職や技術指導医としての経験も積み、若手医師の育成にも携わる。2024年より新宿・ハナ・ビューティークリニック院長に就任。
患者様一人ひとりの「こうなりたい」という想いに寄り添い、医学的な根拠に基づいた美容医療を通じて、内面からも輝ける美しさを引き出すことを目指している。

クリニックHP:https://hana-beautyclinic.com/
Instagram:https://www.instagram.com/hanabeautyclinic87?igsh=ZnM4OXdvbWk3a2Rz



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