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『ONE PIECE』“最強クラスの悪魔の実”を覚醒させたのに…“残念扱い”されたキャラ【2選】

  • 2025.8.10
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Google Geminiにて作成(イメージ)

『ONE PIECE』に登場する“ゾオン系 幻獣種”の悪魔の実は、その希少性と戦闘力の高さから“当たり能力”とされ、作中でも限られたキャラクターにしか登場しません。

さらに“覚醒”まで果たしたとなれば、最強クラスの強さを持っていてもおかしくないはず。――ところが、実際には評価が伸び悩んでいるキャラクターも存在します。

今回はその代表として、2人のキャラクターに注目し、背景とともに解説していきます。

※この記事は、コミックス第112巻までのネタバレを含みます。

ヤマトは“麦わらの一味入り”も期待されたが…

ヤマト“イヌイヌの実 幻獣種 モデル 大口真神(おおくちのまがみ)”の能力者。カイドウの目を盗んで悪魔の実を口にしたとされています。

作中では“覚醒”と明言されていませんが、鬼ヶ島での戦闘描写では、能力の常時発動や高い持続性、霊力との融合など、覚醒をほのめかすシーンが複数描かれています。また、覇王色の覇気も扱える非常に強力なキャラクターです。

しかし、物語後半ではルフィとカイドウという、“幻獣種の覚醒者かつ覇王色の使い手”が並び立ったことで、ヤマトの存在感がやや薄れる形に。

ワノ国編の終了後、「麦わらの一味に加わるのでは?」という期待もありましたが、結局はワノ国に残る道を選び、以降の登場機会は激減。読者の期待に応えきれなかったという印象を与えてしまいました。

マルコは“不死鳥”でも勝ち切れない?

マルコ“トリトリの実 幻獣種 モデル 不死鳥(フェニックス)”の能力者で、ゾオン系のなかでも珍しい“回復特化型”の力を持っています。

身体の任意の部位を青い炎で再生するこの能力により、白ひげ海賊団のNo.2として活躍。頂上戦争では海軍大将とも渡り合い、ワノ国ではキングとクイーンを同時に相手にするなど、作中でも随一の実力者として描かれました。

それにもかかわらず、戦績自体はあまり芳しくありません。頂上戦争後の“落とし前戦争”では敗北を喫し、白ひげ海賊団も壊滅。

さらに、マルコには覇王色の覇気の描写がなく、“覚醒”に関しても言及されていません。そのため、キャラクターとしての格は非常に高いものの、結果として“強キャラ止まり”の印象にとどまってしまっています。

能力の強さだけでは“評価されない”現実

ヤマトマルコも、いずれも希少な幻獣種の能力者であり、戦闘力は間違いなくトップクラス。しかし、物語内での立ち位置や展開次第では、その力が評価されきれないという側面があることを物語っています。

特に“覇王色の有無”“覚醒の明示”“一味加入の可否”といった要素が揃わないと、最終的に“印象に残る強キャラ”として扱われにくいのが、『ONE PIECE』の厳しいところかもしれません。

おわりに

ゾオン系幻獣種の能力者でありながら、思うような評価を得られていないヤマトマルコ。彼らの存在は、“ONE PIECEにおける強さとは何か?”を改めて考えさせてくれます。

単に強い能力を持っているだけでは、物語内での“格”や“人気”にはつながらない――そんな現実も、作品の奥深さのひとつと言えるでしょう。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
動画:【驚愕】最強で大当たりの悪魔の実を覚醒させたのにヤバイ残念な能力者2選!