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『ONE PIECE』神話と結びつく“最強の悪魔の実”とは?

  • 2025.8.17
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Google Geminiにて作成(イメージ)

『ONE PIECE』では、これまでほとんど語られなかった“神”の存在や、それに関連する悪魔の実の描写が少しずつ明らかになっています。

本記事では、エルバフの王子ロキと世界政府の最高権力者イム様に焦点を当て、登場シーンや神話との関連から、その能力の正体を読み解いていきます。

※この記事はコミックス112巻までのネタバレを含みます。

エルバフの王子ロキは太陽の神か、天空の神か

長らく名前だけ登場していたエルバフの王子ロキですが、ついに“解放”された姿で描かれました。
王家に伝わる“伝説の悪魔の実”を食べたとされる彼は、自らを“太陽の神”と名乗っています。このことから、能力はゾオン系幻獣種の可能性が高いと考えられます。

候補のひとつは、北欧神話の狼の怪物フェンリルです。フェンリルは太陽を追い、終末の日“ラグナロク”で神々を襲う存在として知られています。もしロキが“イヌイヌの実 幻獣種 モデル フェンリル”の能力者であれば、巨人族の王子という背景ともつながります

もうひとつの可能性は、古代エジプト神話の天空神ホルスです。ロキは片目に包帯を巻いており、目に特別な力が宿っていることを示唆しています。ホルスも“片目の神”で、目自体が神格を持つ存在です。“ヒトヒトの実 幻獣種 モデル ホルス”であれば、太陽神であり王権とも結びつく神として、ロキのキャラクター造形と符合します。

イム様は“海の神”か、“炎を奪う者”か

イム様については、これまで明確な能力描写はありませんでしたが、ルルシア王国を消滅させたシーンでは“目”のアップとともに巨大な攻撃が描かれています。さらに、サボの攻撃に反応して矢のような攻撃を命中させ、炎を“コピー”したかのような演出もあります。

これらの描写から考えると、イム様は自然現象、とりわけ“海”を操る力を持っている可能性があります。海面を自在に操作でき、世界を俯瞰する目を持つ存在であれば、“ヒトヒトの実 幻獣種 モデル リヴァイアサン”が想定されます。

リヴァイアサンはユダヤ神話などに登場する海の怪物で、天地創造初期の海を象徴するとされます。また、“炎のような吐息を持つ”とも言われ、サボの“メラメラの実”の能力を模倣できる描写とも符合します。もしイム様がこの能力を持つとすれば、悪魔の実の頂点に立つ存在とも言えるでしょう。

おわりに

ロキとイム様に共通するのは、神話に登場する神の名前と結びついた幻獣の存在です。
これまでにも、ルフィが“太陽の神ニカ”として目覚めたように、ONE PIECEでは悪魔の実を通じて神話の伝説が再解釈されています。

ロキとイム様の能力が今後どのように明かされるのか、ますます注目が集まります。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
動画:【驚愕】ロキとイム様の最強の悪魔の実のヤバイ能力2選