知らずに『スマホ料金』無駄に支払っているかも … お金を貯めるために見直すべき“３つのポイント”とは？【FPが監修】

2025.7.18

スマートフォンの料金、なんとなく毎月支払っていませんか？実は、多くの人が「必要かな？」と思いながらも、プランやサービスをよく確認せずにそのまま使い続けているため、知らず知らずのうちに無駄な出費をしていることが多いんです。
通信費は家庭の固定費の中でも大きな割合を占めるため、ちょっとした見直しで月々の支出を大きく抑えられる可能性があります。
この記事では、そんな無駄を防ぐためにぜひチェックしておきたい3つのポイントを分かりやすく解説します。これを読んで賢く節約しましょう！

プラン選びや契約形態、使い方…知られざるスマホ料金の落とし穴

スマホ料金を無駄にしないためには、まず契約しているプランの内容を正しく理解することが重要です。大手キャリアはもちろん、格安SIMでもプラン内容や料金体系が多様です。そのため、自分の使い方に合わないプランを気が付かないうちに選択してしまっており、余計な支払いをしてしまっていることがあります。

例えば、毎月のデータ通信量を10GBも使わないのに大容量プランを選んでしまうケースや、「通信制限がかかるのは嫌」という理由で無理に大容量プランにして数千円多く払っている場合も少なくありません。また、家族割やセット割引を適用していない、あるいは不要なオプションサービスに加入したままになっていることもよくある落とし穴です。

さらに、通信エリアの違いによるサービスの使い勝手も料金選択で重要な視点です。自宅や職場で十分にWi-Fi環境が整っているなら、Wi-Fiを活用することでデータ量を大幅に節約し、より低容量のスマホプランに変更することが可能になります。

賢く節約！具体的に見直すべき3つのポイント

では、具体的な節約法として特に重要な“3つのポイント”を順番に見ていきましょう。

1. 自分の通信・通話の使い方を把握する

スマホ料金を見直すための第一歩は、まず自分がどれくらいのデータ量を消費しているのか、通話はどの程度使っているのかを正確に知ることです。多くのスマホでは契約キャリアの公式アプリや端末の設定画面で、直近のデータ使用量が確認できます。過去数ヶ月間の使用状況をチェックし、無駄な容量や通話料がないか調べる習慣をつけましょう。

そこから、必要なデータ容量や通話オプションの見直しが必要であれば、契約プランを変更することで大幅に節約が可能です。たとえば、毎月3GB程度しか使わない人が7GBや20GBのプランを契約していると、ムダな料金を払い続けていることになります。

2. 不要なオプションやサービスを解約する

気づかないうちにオプションサービスに加入していることも多いです。セキュリティアプリや故障補償、ニュース配信サービスなど、使わないものがあればすぐに解約しましょう。これだけで毎月数百円から千円以上の節約につながる場合もあります。

特にキャリアの契約では、初期設定で複数のオプションがついていることも多いので、見直す価値は大きいです。

3. 格安SIMや割引プランの活用を検討する

近年は多くの格安SIM事業者が参入し、料金はずいぶん安くなりました。通信速度や安定性を重視するなら慎重な選択は必要ですが、毎月の使用量が少なめであったりWi-Fi中心の利用であれば、キャリアから格安SIMへ乗り換えるだけで2,000円以上の削減も十分可能です。

また、家族割や光回線とのセット割を活用すると、キャリア利用者でも大きな割引が受けられます。現状のサービスをよく比較し、条件に合う割引やサービスに乗り換えることを検討してみましょう。

あきらめる前に！スマホ料金見直しで無駄をカットしよう

通信費は毎月必ず発生する固定費ですが、プランの選び方や契約内容、使い方を少し見直すだけで、大きな節約につながります。

今回ご紹介した「自分の利用実態を知る」「不要なオプションを解約する」「割引や格安SIMを検討する」の3つは簡単に始められるポイントばかりです。若干の手間は必要ですが、これによって毎月の支出がぐっと減れば家計の助けになり、、その分を娯楽費に回すことも可能です。

ぜひスマホ料金と契約内容を一度じっくりチェックして、あなたにぴったりの賢い節約術を見つけてみてください。無駄な支出を減らして、スマホライフをもっと楽しみましょう！

監修者：たすみん
大手銀行にて個人営業を8年間経験し、多くのお客様の資産形成やライフプラン設計に携わってきた。
現在はFP2級・宅地建物取引士の資格を活かし、WEBライターとして金融を中心に執筆・監修を行っている。