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熊本城「サングラスで接客」なぜ?理由に「大賛成」「新しいマナーを受け入れる時代だ」

  • 2025.7.3
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

日本の接客業では、相手への礼儀や表情の見える対応が長年重視されてきました。

しかし近年、猛暑や気候変動の影響により、従業員の健康と安全を優先すべきだという考え方が広がりつつあります。こうした中で「見た目」よりも「守るべきもの」を見直す動きが注目されています。

そんななか2025年6月、熊本城運営センターが「スタッフがサングラスを着用して接客する可能性がある」との公表をしました。
その背景には、強い日差しによる健康被害の防止や熱中症対策があるのですが、この“サングラス接客”がSNS上では大きな話題となりました。

今回は、熊本城のサングラス着用接客に対する世の中の反応をご紹介します。

熊本城が「サングラスで接客」発表 “当たり前”になる日は来るのか?

今回話題となっているのは、熊本城運営センターが発表した、新たな接客方針。

2025年6月12日、同センターは公式サイトを通じて「直射日光による事故や紫外線による健康被害を防ぐため、スタッフがサングラスをかけて接客を行う場合がある」と明示しました。あわせて、暑さ対策として水分補給冷却グッズ日よけなどを活用。

来場者にも理解を求めるとしています。

この発表は、単なる服装ルールの変更にとどまらず、「接客にサングラスは不適切」といった旧来の価値観に一石を投じるものとして注目されています。また、「わざわざ説明が必要な社会」や「クレーム対応の過剰さ」に対する問題提起としても広く議論を呼びました。

投稿には共感の声が相次ぎ、サングラスを含めた“健康を守る働き方”や“新しいマナーのあり方”を見直すきっかけとなっています。

健康を守る正しい判断に「大賛成」

強い日差しにさらされる屋外の職場環境では、サングラスは視界の確保と目の健康を守る重要な装備です。今回の発表に対し、SNSではスタッフの健康を最優先に考える声が多く見られました。

  • 大賛成。スタッフの健康が最優先だと思います
  • 暑さ対策としてサングラス着用は理にかなっている

猛暑日が増える中、接客スタッフの安全を守る工夫はもはや“対策事項”ではなく“必須事項”。その点で熊本城の姿勢は評価され、歓迎されています。

  • スタッフの安全を守るための当然の施策だと思う
  • こういう取り組みが当たり前の世の中になってほしい

体感温度が40度を超える地域では、健康リスクは現実的な問題。サングラスの着用は、労働環境の改善としても重要です。

このテーマでは、「安全優先」の考え方が多くの共感を呼びました。

「なぜ発表が必要なのか」現代社会の息苦しさ

一方で、「サングラス着用にわざわざ声明が必要な社会」に対して違和感を示す声も少なくありません。こうした配慮の必要性に疑問を呈するコメントも多く見られました。

  • わざわざ声明なんて出さなくていいのに…クレーマー対応も大変だね
  • 配慮しなければならないのが残念

本来、サングラスは健康や安全を守るものであるはずが、それを“特別なこと”として発表しなければならない社会背景に、多くの人が疲弊を感じています。

  • そんなことでクレーム入るの?
  • 顔が見えていないと不安になる人がいるのかも

過剰な配慮と、それに応じた説明の必要性は、現代社会における“過敏な空気”を浮き彫りにしました。

この話題は、社会全体が抱えるコミュニケーションの課題にもつながっています。

新しいマナーとしての“保護具”文化を

サングラス着用の接客について、「これが新しいマナーとして定着していくべきだ」とする前向きな意見も多く見られました。気候変動の進行に伴い、装いも時代とともに変わるべきとの声です。

  • 日本も気候変動に合わせて新しいマナーを受け入れる時代だ
  • 労働安全の観点から、サングラス着用は今後さらに広がるべき

もはやサングラスは“おしゃれ”ではなく“保護具”としての認識が必要です。そうした視点の転換を促すコメントも見られました。

  • サングラスへの偏見はもう古い、保護具として認める社会に変わるべき
  • 健康を守りつつ、接客の工夫や説明も大切な社会になってほしい

社会の変化に応じた柔軟な対応が、今後のスタンダードとなるかもしれません。
新しい常識が求められる時代へ、多くの人が歩みを進めています。

みなさんはどう考えますか

今回は、熊本城スタッフのサングラス着用についての、世の中の人の声をご紹介しました。

スタッフの健康が最優先」「わざわざ声明を出す必要はないのでは」といった声が見られ、賛同と戸惑いの双方が寄せられています。

気候変動による影響が生活様式や働き方に直結するなか、社会全体で“健康を守る文化”を育てていく必要があるのかもしれません。

皆さんは、今回のこの話題、どのように考えますか?