「観覧席で日傘さす人、マナー違反」競技場での迷惑行為に「目に入る危険あり」「絶対にやめてほしい」

梅雨が明けて、連日本格的な暑さが続いています。熱中症対策として日傘を使用している方も多いのではないでしょうか。女性が使うイメージが強かったアイテムですが、昨今の酷暑の影響もあり、男性の使用率があがったことで話題になっていますよね。

一方、SNSでは「屋外スタジアムの観覧席で日傘を使う人がいて迷惑だった」という趣旨の投稿が話題になりました。この投稿に対し、「危険だからやめるべき」「非常識」など、投稿者に対し共感の声が。

日差しを浴び続けるのは確かに危険ですが、多くの人が集まる観覧席で日傘を使う行為は許されるものなのでしょうか。

観覧席で使うのはご遠慮ください

日傘や雨傘を使うと、周囲に傘の先端が当たって重大な事故につながる恐れがあるほか、視界の妨げになり観戦の邪魔になる可能性があります。

実際に、多くの屋外スタジアムでは、傘の使用を禁止していることが、公式Webサイトから確認できます。

雨傘、日傘いずれもご利用いただけません。雨天等の際はレインコートやポンチョなどの着用をお願いいたします。なお、各球団公式の応援グッズとしての傘はご利用いただけます。
参考：横浜DeNAベイスターズ「横浜スタジアムで傘を使用できるか知りたい」

お断りしている行為：
座席での雨傘・日傘を差しての観戦
足元や身の回りに開いた傘を置くこともお断りします。
参考：東北楽天ゴールデンイーグルス「2025年楽天モバイルパーク宮城スタジアムルール」

雨天時はレインコート等をご利用ください。傘などご利用になられる場合は、周りのお客さまにご配慮ください。状況によっては、傘の使用をご遠慮いただく場合があります。
参考：埼玉西武ライオンズ「観戦・応援ルール」

直射日光を浴びるのは危険ですが、帽子をかぶったりアームカバーをつけたりなど、周囲の迷惑にならない対策をするのが良さそうです。

「屋外スタジアムの観覧席で日傘を使う人がいて迷惑だった」という投稿に対し、SNSでは投稿者への共感や、マナー違反と言及する声が多く寄せられました。

一方で、「混雑していないときならいいのでは？」という肯定的な意見も。

とはいえ、会場によっては禁止されていることがあります。公式サイトを事前に確認した上、適切な使用方法をとることが大切です。

屋外スタジアム以外にも、「ここでも迷惑だった！」と過去の経験を綴る声も。

特に、運動会でお子さんを応援しているときに周囲の日傘や雨傘が邪魔だった、という方の声が多く寄せられていました。我が子の一生の思い出を日傘で遮られてしまったら悲しいし迷惑ですよね。また、ツバの大きな帽子が邪魔だったという声も見られました。

禁止されていなかったとしても、人が密集するときは使わないようにする“配慮”が必要なのかもしれません。

今回は、屋外スタジアムでの日傘使用に対する世間の声をご紹介しました。

多くの人は「やめてほしい」「マナー違反」といった批判的な意見をもっているようでした。一方で、「混雑時でないならいいのでは」と一部肯定的な意見も。

猛暑が続く中、日光を浴び続けるのは危険です。とはいえ、「観覧」を目的としている場合は視界の妨げになり“マナー違反”とされます。状況と周囲に配慮した上で適切な対策をとることが大事ですね。

みなさんは、どのような熱中症対策をしていますか？