モロキュウに付けてパリッと齧れば至福♡「最強の野菜だれ」作ってみた！煮詰めるのは“麹”だって!?【農家直伝】

野菜の中でも、わたしが好きなのは“きゅうり“！みそを付けてかじるのも乙ですが、今回、生野菜につける系でトップクラスにおいしい「たれ」のレシピに出会いました。それが福島県の農家に教わった「特製麹だれ」。スーパーなどで手に入る乾燥麹を使い、しょうゆと砂糖で煮ていきます。あとは、お好みの味付けをすればOK！びっくりするほど簡単に作れますよ。麹初心者のわたしが挑戦してみま～す♪

コク旨万能だれ！「特製麹だれ」

材料（作りやすい分量）
麹（乾燥）…200g
しょうゆ…500ml
砂糖…300g
青唐辛子…お好みで
青じそ…お好みで

作り方
1．300～400mlの水（分量外）を鍋に入れ、麹を浸して半日ほどやわらかくなるまで待つ。

戻す時間は、温度によって変わります。寒い時季は、前の晩から水に浸しておきましょう。

時間を置いて見てみたら…おぉ！フクフクと膨らんでる～。

木ベラで崩してみたら、サクっとすぐにほぐれました。

2．1の鍋にしょうゆ、砂糖、みじん切りにした青じそと、種を取り除いてみじん切りにした青唐辛子を入れ、弱火で1時間ほど、とろみがつくまで混ぜながら煮詰める。

材料をすべて入れたら、コトコト煮詰めていきましょう。

3．麹だれの分量が2/3くらいまで煮詰まったら完成。

気泡が大きくポコポコしてきたら、出来上がりのサイン♪

色味もぐっと濃くなりました。

麹がキラキラしてる～♡煮詰めたことにより、ツヤツヤに仕上がりました。
もう我慢できなーい！夕飯前ですが、アレやっちゃっていいですか!?（笑）

じゃーん！
みそといえば、きゅうりでしょ～♡
一口かじればパリッと瑞々しい食感と共に、特製麹だれの甘味とコクが押し寄せてきます。
日本酒、お願いしまーす♪

このコク深さは、“麹の力“なんですね！
大量に出来たので、いとこのおばさんにおすそ分けしたところ、こんなに深い味わいなのに麹としょうゆと砂糖だけと聞いて驚いていましたよ。
青じそと青唐辛子を入れましたが少量だったので、そんなに強い主張は感じず。味というよりは、深みを加えている様子です。

左：プレーン 中：青唐辛子3本 右：ゆず＆しょうが

こうなったら他の味も試してみたくなり、青唐辛子を種ごと3本入れたものと、ゆず＆しょうがを加えたものも作ってみました。
生の青唐辛子を種ごと3本って、口から火を噴くんじゃないかと思っていましたが（笑）、麹のまろやかな甘味としょうゆと砂糖のコクに調和され、風味は感じれど、それほど辛くはありませんでした。おにぎりの具に良さそうです◎。
次に、ゆず＆しょうがをパクっ…これは冷やっこ、こんにゃくにたっぷりかけたくなるヤツです。

どれもおつまみに最適ですが、ほっかほかのご飯に乗せて食べたら最高だろうな～♡
よし、今夜はご飯を倍量で炊こう♪

万能過ぎて感激すら覚える「特製麹だれ」。
みなさんもぜひ、味わってみてくださいね。

★今回のレシピは、福島県JA福島さくら「農家のお母さん直伝 三ツ星レシピ vol.25」からの提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
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