朝ドラの“サラッと告げられたひと言”に視聴者からショックの声続出…「由々しき問題」「聞き捨てならん」

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第16週「面白がって生きえ」第77話が、7月15日に放送された。

※以下本文には放送内容が含まれます。

鉄子ではなく、“隠れた善意”の八木が『月刊くじら』に掲載

嵩（北村匠海）はかつての戦友・八木（妻夫木聡）と思いがけず再会する。改めて八木に取材を申し込むのぶ（今田美桜）と嵩。だが取り合ってもらえず、のぶはギリギリまで周囲の人々に話を聞いてまわる。ガード下の孤児は、いつも難しい本を読んでくれる八木がよく分からないけど一緒にいると楽しいと、闇市の店主は自分の稼ぎをつぎ込んで子供たちに食い物を配り、身寄りのない子供に引き取り先を見つけてくる八木を奇特なやつと話す。

高知に戻り、さっそく八木の記事を書くのぶ。東海林（津田健次郎）は鉄子（戸田恵子）について1文字も触れられていないと声を荒げるが、のぶは今伝えるべきは隠れた善意の方のことだと食い下がる。それに嵩も「この記事はボツにしない方がいいと思います」「この記事は人の心を掴みます」と頭を下げ、東海林は記事掲載を渋々了承。修正もなんとか間に合い、ギリギリ校了を迎えることができた。

恋に鈍感すぎるのぶは、朝ドラヒロインとしてのお約束

『月刊くじら』最新号の表紙絵を担当したのは嵩。東海林から「東京のキラキラ美女」を描くように言われていたが、それは東海林も、岩清水（倉悠貴）も、琴子（鳴海唯）も一目で気づくほどに、のぶそのものだった。最新号が発売され、表紙を見たメイコ（原菜乃華）は大喜びで、「これで鈍いお姉ちゃんも嵩さんの気持ちにやっと気付きますよね？」と見ず知らずの人に話しかける。

編集室で、琴子が意を決して「この表紙、どう思います？」と聞くが、のぶは「構図が大胆でえい表紙やと思います」と一言。拍子抜けの琴子たち。「本人は気が付かんもんながですねえ」と琴子がつぶやく。最新号発売から2日後、編集部にのぶの運命を変える一本の電話が。その相手は鉄子だった。

SNSでは、嵩から向けられた好意に気づかない鈍感すぎるのぶに対して、「のぶちゃん、気づいてよ〜！！」「どうして気づかない？」「恋愛関係に鈍感なのは朝ドラヒロインのお約束」「幼馴染で関係が止まっているからかな」「嵩の気持ちに気づく時が楽しみすぎる」といった声が寄せられている。

また、第77話ではメイコの口から蘭子（河合優実）が郵便局をクビになったことが疲れて眠るのぶにサラッと告げられており、「何それひどいよ」「朝田家にとって由々しき問題」「これからどうするんだろう？」「蘭子クビって個人的には一大事」「聞き捨てならん」といった見方をする視聴者の投稿が見受けられる。

---

NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHKプラスで見逃し配信中