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「今期で一番楽しみにしてた」最後まで“考察”が盛り上がった深夜ドラマ 満足度の高い“結末”を迎えた【木曜ドラマ】

  • 2026.6.17
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木曜ドラマ『君が死刑になる前に』最終話 (C)ytv

加藤清史郎が主演を務める木曜ドラマ『君が死刑になる前に』(日本テレビ・木曜よる11時59分~)の最終話が6月4日に放送された。

大学時代の映画サークルの仲間である坂部琥太郎(加藤清史郎)と馬渕隼人(鈴木仁)、月島凛(与田祐希)はドキュメンタリー映画を撮るために集まっていた。しかし、映画撮影のために集まった日の夜、車の運転中に突然7年前にタイムスリップしてしまう。タイムスリップ直後、人を轢きそうになる琥太郎。その人物は、「教師連続殺害事件」の犯人である大隈汐梨(唐田えりか)。タイムスリップ前、琥太郎は死刑が執行されたというニュースを見たばかりだった。たまたま目にしただけのニュースだったが、琥太郎たちは「教師連続殺害事件」に関わっていくことになる。

※以下本文には放送内容が含まれます。

タイムスリップを自由自在?

琥太郎は汐梨が殺していないという言葉を信じて、真犯人を探し始める。ドキュメンタリー映画を撮っている、ということを口実にいろんな人に聞きこみを行えるのは有利だ。

3人の捜査の中で、連続殺害事件の被害者のひとりを手にかけた真犯人を見つけるが真相はすべて分からず……。

そんな中で、このドラマの興味深いところはタイムスリップを繰り返すことだ。現代に戻った3人は、戻れたことを喜ぶが、自分たちがしたことによって未来が変わっていることを知る。それはいい方へも悪い方へも、だ。自分たちの手で、もっと良い方向へと未来を変えられるのではないだろうかと考えた琥太郎たちは、今度は自分たちの意思で再び7年前へとタイムスリップする。

また、琥太郎ひとりで偶然現代に戻ってしまうというケースも発生。どうやら、満月の日に一定の条件が揃うとタイムスリップするらしい。タイムスリップしたらしたまま、というパターンが多いので時代を行ったり来たりできるというのは新鮮な設定ではないだろうか。

犯人は誰なのか

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木曜ドラマ『君が死刑になる前に』最終話 (C)ytv

そして、もっとも気になるのが犯人は誰なのか、ということである。鍵となったのは、琥太郎らが通うカフェの店長・長峰洋子(内田慈)と店員の一条凪音(伊礼姫奈)だった。凪音には、かつて汐梨を守るために罪を犯していたという過去があったのだ。汐梨は、凪音が同じような犯罪を犯しているのではないかと考え、殺人現場に赴き、証拠を消して回っていた。しかし、実は真犯人は洋子。汐梨が証拠を消して回っているのをいいことに、悠々と殺人を犯していたのだ。つまり、現代では、洋子の罪を全てかぶる形で汐梨が死刑になっていた……というわけだ。常に怪しい行動をとっていた汐梨だったが、全ては凪音を守ろうとしていただけ。そしてそれに便乗して次々と犯罪を犯していた洋子。確かに、洋子には殺人を犯さざるを得ないほどの動機があったことは否定できない。しかし、殺人は許されるべき罪ではない。琥太郎たちの奮闘がなければ、真犯人はのうのうと生き続けていたこととなるのだから、彼らの努力は報われたということになるだろう。

元の時代に戻った琥太郎たちは、時を経て汐梨たちと再会。笑顔でのエンディングとなった。

考察が盛り上がったドラマだったが、「今期で一番楽しみにしてたドラマだった」「毎回、誰が真犯人かヒントがあっておもしろいドラマだった」と満足度の高さを感じさせる声が多く見られた。その後の琥太郎や汐梨たちの関係性も気になるところだが、その辺りを考察してみるのもおもしろいかもしれない。


読売テレビ・日本テレビ系 プラチナイト木曜ドラマ『君が死刑になる前に』毎週木曜よる11時59分〜

ライター:ふくだりょうこ(Fukuda Ryoko)
うさぎと暮らすライター。シナリオやインタビュー、コラム、エッセイなどを中心に執筆。小説とお酒と音楽とドラマがあればだいたいご機嫌。

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