1. トップ
  2. エンタメ
  3. 最終回で明かされた“タイトル”の言葉の発言者「見た甲斐があった」「知れて良かった」感動の声溢れた【日テレドラマ】

最終回で明かされた“タイトル”の言葉の発言者「見た甲斐があった」「知れて良かった」感動の声溢れた【日テレドラマ】

  • 2026.6.18
undefined
日曜ドラマ『10回切って倒れない木はない』最終話 (C)日本テレビ

日本テレビ系日曜ドラマ『10回切って倒れない木はない』が最終回を迎えた。日本人の両親を亡くし、韓国有数の財閥の養子として育ったミンソク(志尊淳)は、ここまで運命の荒波に揉まれながら、「10回切って倒れない木はない」という言葉を胸に、強く生き抜いてきた。最終回でも、この言葉と育ての父・ジョンフン(オ・マンソク)が、ミンソクを支える展開となった。

※【ご注意ください】本記事はネタバレを含みます。

2人の父親からミンソクへ

養母・キョンファ(キム・ジュリョン)の逆恨みによって、襲撃を受けたミンソク。肝臓を損傷したミンソクは、生体肝移植によって一命を取り留める。生体肝移植が可能かミンソクの血縁者はいないかと思われたが、亡くなったと思われていた日本の父・青木優(田辺誠一)が生きており、無事手術は成功。しかし、まひが残ったことでミンソクは車椅子生活に。そんな自分を受け入れられないミンソクは、桃子(仁村紗和)と生きることを諦め、韓国に戻ってしまう。

韓国では、義兄・ヒスン(キム・ドワン)とともに、リハビリをしながら不自由のない暮らしができるものの、ミンソクの心には穴が空いたまま。それは、桃子も同じだった。生活の端々にミンソクの面影を感じ、気を抜くと喪失感に襲われてしまう。そんな2人の背中をさまざまな人物が押してくれる。

undefined
日曜ドラマ『10回切って倒れない木はない』最終話 (C)日本テレビ

ミンソクを支えたのは2人の父だ。日本の父・青木優がソウルを訪れ、ミンソクへの後悔を吐露する。優は歩くことができなくなった状態で、どのように父親として振る舞えばいいかわからずに、ミンソクを手放してしまった。優は、息子に負担をかけることに耐えられなくなってしまったのだ。それは、ミンソクが桃子に抱いていた感情と同じだった。

優は「10回切って倒れない木はない」という言葉を胸に生きてきたはずなのに、ミンソクと生きる人生を諦めてしまったと、涙ながらに告白する。

優によれば、「10回切って倒れない木はない」はジョンフンが優に送った言葉だという。ミンソクは、愛情を注いでくれる2人の父親から、後悔しない道を選んでほしい、掴みたい人生を諦めないでほしいというメッセージを受け取ったのだ。

桃子を支える高飛車な恋敵と過保護な姉

桃子の背中を押したのは、ミンソクに想いを寄せていた映里(長濱ねる)だ。映里の、欲しいものは絶対に獲りに行くわがままさが、桃子にエネルギーを与える。映里が恋敵である桃子に助言をしたのは、桃子の言葉に気づきをもらったから。

そして、常に桃子を心配していた杏子(入山法子)も、ミンソクを失って気落ちする桃子の様子を見て、桃子のミンソクへの思いの強さに理解を示す。

杏子が過保護なお姉ちゃんを卒業できたのは、風見診療所の院長・風見進(でんでん)が杏子の姉としての振る舞いを労い、杏子のおかげで桃子は強くなったと太鼓判を押したからだ。

桃子が周囲に与えてきたエネルギーが、巡り巡って桃子に返ってくるような展開だった。

undefined
日曜ドラマ『10回切って倒れない木はない』最終話 (C)日本テレビ

SNSでは、「優しさに溢れた最終回」「想いが伝わる」など、ミンソクと桃子の生き様を象徴するような最終回に感動した人が多かった様子。また、タイトルにもなっている「10回切って倒れない木はない」が養父の言葉だったということが最終回で明かされ、「知れて良かった」「最後まで見た甲斐があった」という声が散見される。言葉の出どころが物語の終盤で明かされたことで、納得感を持って受け止める声も出ているようだ。

「10回切って倒れない木はない」は、「どんな困難なことでも、何度も挑戦し続ければ必ず成功できる」という意味の韓国のことわざだ。本作は、この言葉によって奮い立たされるミンソクと桃子の姿を描きつつも、諦めない心は人とのつながりや安心できる居場所があってこそ育まれるものだということを説いていた。

怒涛の展開の中で、人が人によって支えられる姿を丹念に描き続けてきた本作。その集大成にふさわしい最終回だった。


日本テレビ系 日曜ドラマ『10回切って倒れない木はない』毎週日曜よる10時30分〜

ライター:古澤椋子
ドラマや映画コラム、インタビュー、イベントレポートなどを執筆するライター。ドラマ・映画・アニメ・漫画とともに育つ。
X(旧Twitter):@k_ar0202

の記事をもっとみる