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対人関係で“勝ちにこだわらない”生き方のすすめ《試せば変わる藤島佑雪の最強開運↑メソッド/ Good Luck Tips》

  • 2025.6.25

勝ちにこだわる人は、不安や不満があって認められたい人

仕事、恋愛、家族関係を含めた対人。うまくいかないことの大半が人間関係だったりしますよね。わたくしもかつては悩んで沼にハマってしまった時期もありました。でもそこから抜け出し、いろんな方のお悩みを伺っているなかで見えてきたものがあるんです。それは「悩んでる人って勝ちにいってる人が多いな」ということ。もちろん、勝ちにいくこと自体は悪いことではないんです。コンペやスポーツの試合では勝ちにいって当然。

Pair of red boxing gloves on pink background
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でも、人間関係では、勝ちにいかなくてもいいのでは? と思うんですよね。実は、人に対して勝ち負けって必要ない。それどころか、勝つことにこだわらない生き方を選ぶと、なぜか自然に、欲しかったもの──仕事での評価や恋や、いい人間関係──がすとんと手中に収まるようになるという循環が訪れたりします。こうなると人生はすごく楽に、そして楽しくなっていきます。この真実を今回、みなさんにシェアします。逆に、こちらは何も気にしていないのに、勝手にあちらが対戦モードになって挑んできてしまい困った、ということもあるでしょう。そんな場合の対処法もお伝えしますので、参考になさってみてください。

そもそも「なぜ、勝負しようとするのか」について、わたくしなりの考察をしたところ、勝ちにいく人って「認めてほしい」という気持ちが強いんですよね。これ、裏を返せば「認められてない」という不満や不安があるということなんです。シチュエーション別に、よくある例とともに対処法を挙げていきます。

同世代の女友だちや同僚(ジェンダー問わず)に負けたくないと思うなら

たとえば、能力に大差はないと思っているのに、常に自分より評価されている他者に対して、人は勝負を挑みやすい傾向があります。職場でもなぜか引き立てられ、なぜかモテている、いい思いをしているように“見えてしまう”人への勝負です。この“見えてしまう”というのがミソで、実際はその人にはその人なりの大変な苦労があったりもするのですが、視野が狭く想像力がないと、そこまで思い至らないわけです。

【自分の心に対しての対処法】

1. 表面的によく見える人の陰には、努力や苦労があるもの。そこまで思いを至らせてみましょう。

2. 私は私、あなたはあなた。別の人生を生きる他者を自分と比べない。

【そのお相手に対する対処法】

1. 最大限、感じよく接する。最低限、自分から笑顔でハキハキ挨拶しましょう。

2. その方に「困ったことがあったら言ってくださいね。手伝います」などと伝えて、自ら味方宣言をしてしまうのも手。

すると、あら不思議。お相手も自分にいい感じで接してくれるようになり、変なストレスを感じなくても済むようになります。

上司や先輩との関係性を改善したいなら

自分より目上の方に対して、謝るべき場面で素直に頭を下げることができないばっかりに関係がこじれて苦しい思いをされている方が、かなり多いです。これは「ポンコツに見られたくない」「自分は悪くない」という感情から謝れない、謝らないようですが、ときには悪くなかったとしても、折れてみるという姿勢を見せるのが、実は「急がば回れ」的な成功への近道だったりもします。

【自分の心に対しての対処法】

1. その場、その瞬間の勝ち負けにこだわるのではなく、その先の未来の損得を考えて行動しましょう。「絶対に頭を下げない」というプライドを取るか、実利を取るかという話になります。プライド上等! というのであれば、どうぞお好きに。

2. 「自分は悪くない! 」という思いにとらわれて、全体像が見えなくなっている可能性を想像しましょう。

【そのお相手に対する対処法】

1. 悪くなくても「ごめんなさい」と謝ってみる。すると、お相手の態度が軟化して、話しやすいムードが生まれます。話はそこからです。そのうえで、敵対せずに味方として頑張りたいんだということを伝えて、お相手の本音も引き出してみましょう。

2. 「何か直したらいいところがあれば、教えてください」と謙虚にお相手に聞いてみるのもいいでしょう。

プライベートなパートナーとの衝突を避けるには

恋人であれ、家族であれ、パートナーは敵ではなく、支え合うべき味方のはず。なのに、そのお相手に対して、つい負けん気を出してしまう方は悩みを抱えやすいです。まあ、一緒にいて自分の思い通りにいろいろやりたいとなると、勝ちにいきたくなるような場面も出てきて当然。お気持ち、わかります(笑)。でも、それで関係が悪くなると元も子もなくなりますよね。特にこれを片思いのお相手にすらやっているケースが非常に多いので、心当たりがあるなら、この際、マインドと行動を変えることをおすすめします。

【自分の心に対しての対処法】

1. パートナーは競う相手ではないことを強く認識すると同時に、お相手から愛されていることを信じて、自信をもちましょう。

【そのお相手に対する対処法】

1. 戦ってしまいそうなときこそ、お相手を褒めたり、立てて尊重する言葉や態度をとる。するとお相手も素直に話してくれるようになります。

2. お相手の言い分をよく聞いて、自分も包み隠さず、礼儀正しく言いたいことをちゃんと伝えましょう。

もしかしたら、謝ったり、お相手を立てるなんて絶対にイヤ! という方もいらっしゃるかもしれません。でも、やってみると簡単に、物事がスムーズに回り始めますので、やって損はないはず。是非ともお試しくださいね。

プロフィール

藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)

銀座のクラブのホステス。占い師・開運アドバイザー。著書『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。個人鑑定はこちらから。

Text: Yusetsu Fujishima

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