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ジェナ・オルテガ、『ウェンズデー』の大ヒットで得た代償を語る

  • 2025.6.24
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ジェナ・オルテガが、Netflixドラマ『ウェンズデー』が世界中でヒットした後、「悲しい人間だった」という。「正直に言うと、ドラマの配信後、何が起きているのかすべてを把握しようと努めていた頃は、本当に悲しい人間でした。プレッシャーを受けたり注目を浴びることは、内向的な人間にとっては、強烈で恐ろしいことです」とUS版『Harper's Bazaar』のインタビューで語った。

「10代の頃に比べ、ゴシックテイストが加味されたのは確かです。昔からダークなものに興味があり、惹かれていましたが、ディズニーチャンネル出身なので、総じて明るく、甘すぎるところがありました」。チェロやシンセサイザー、フェンシングを学び、今やプロデューサーの一人として、番組製作に携わる立場でもある。しかし、その一方で子役から大人の俳優に脱却を図ろうとしている彼女にとって、キャリア面で不安を抱えることになった。「何年も出演する作品で、女子高生を演じているのです。若いけれど大人の女性なのに」

この不安を払拭するようにジェナはシーズン1の終了後、A24のホラーコメディ『Death of a Unicorn(原題)』や、ザ・ウィークエンドが手がける『Hurry Up Tomorrow(原題)』、タイカ・ワイティティ監督がカズオ・イシグロの原作を映画化する『クララとおひさま』、ナタリー・ポートマンと共演の『The Gallerist(原題)』などに出演してきたが、これも波紋を呼んだようだ。「女の子の場合、最初に出会ったときの完璧なイメージからかけ離れると、『何かおかしい。彼女は変わってしまった。魂を売った』と言われる。だけど私たちは、自分が何者であるか試す、人生でも重要な時期を過ごしているんです。それが成長というものです」

こうした葛藤はあるものの、『ウェンズデー』のおかげで世界中にファンができたことに「心から感謝している」そうだ。「視聴者に恩返しをしたいと思っています。だけど同時にクリエイティブ面で充実感を得られる作品にも出演したい。ですから、皆さんと私がそれぞれ興味を持てる映画のバランスを取っていきたいと思います。より大人で、大胆、個性的な役を演じてみたいので、それぞれに何か違いを見出したいです」

『ウェンズデー』シーズン2は、Netflixにて8月6日と9月3日より2部構成で独占配信される。

Text: Tae Terai

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