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工夫して5秒で計算してみて!「14×15」→暗算できる?

  • 2025.12.17
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二桁×二桁の計算問題は電卓を使うのが当たり前ですよね。

誰もがそう思っているところ、若干の時間はかかっても暗算で解ける人が近くにいたらきっと驚くと同時に感心しますよね。

この問題を通して、ぜひ皆さんが感心される側になってください。

問題

次の計算をしなさい。
14×15

暗算では到底解けなさそうな問題ですね。

解説

この問題の答えは「210」です。九九の範囲を超えた掛け算は分解して数字を小さくする方法が有効です。

〈数字が大きい掛け算〉
分解して九九の範囲に落とし込む。その後、意識してキリの良い数を作り計算しやすくする。

数字を小さくした後には、〈交換法則〉と〈結合法則〉を有効に活用していきましょう。

〈交換法則〉
a×b=b×a
〈結合法則〉
a×b×c=a×(b×c)=(a×b)×c

14と15をそれぞれ2×7と5×3に分解して計算していきます。

14×15
=2×7×5×3
=2×5×7×3
=10×7×3
=10×(7×3)
=10×21
=210

まずは7×5を5×7に交換しました。後半には10×7×3の7×3を結合することでキリの良い計算を作りました。

まとめ

今回のように分解する解き方はかなり応用が効く方法です。

数字が大きいものはどんどん小さくして解いていきましょう。

もちろん〈交換法則〉と〈結合法則〉も基本となる法則なので忘れないようにしましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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