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意外と大人が解けない算数「28×19」→暗算できる?

  • 2025.7.11
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二桁の数の掛け算は、暗算で求めるのが難しく思えるかもしれません。

しかし、少しの工夫をするたけで、暗算でも答えを出すことが可能になります。

この記事では、計算の工夫の仕方について解説をします。

問題

次の計算をしなさい。
28×19

単純な掛け算ですが、暗算で答えを出せるでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「532」です。

どのように計算をしたのか、順に解説をしていきます。

今回の計算は「28×19」であり、これは「28を19個分」足した合計を求める計算です。

「19個分」というのが中途半端な数なので、計算しにくいですね。

そこで、まず「20個分」を考えます(28×20=560)。

ここから「1個分」を引き、「19個分」に戻します(560−28=532)。

したがって、「28×19=532」となります。

数学的な式変形

今回の計算は、数学的には以下のように考えることができます。

28×19
=28×(20−1)
=28×20−28×1
=560−28
=532

19を「20−1」として、分配法則を利用しています。

<分配法則>
A×(B+C) = A×B+A×C

「28×20−28×1」の式が「20個分から1個分を引く」という計算を表していますね。

まとめ

正しい答えを求めることができたでしょうか。

ぜひ今回紹介した計算方法を繰り返し練習し、活用してみてください。

計算が速く、正確にできるようになるでしょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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