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KATSEYEのメーガンがプライド月間にカミングアウト。ファンやメンバーから祝福の声が寄せられた

  • 2025.6.10
Street Style - September 2024 - New York Fashion Week

プライド月間中の6月6日、HYBEのグローバル・ガールズグループ「KATSEYEキャッツアイ)」のメンバー、メーガンは、ファンダム・プラットフォームWeverseのライブ配信中にバイセクシャルであることをカミングアウト。3月に自身のセクシャリティを明かしたララに続いて、同グループの2人目のLGBTQ+メンバーとなる。

メーガンは1カ月前に行ったライブ配信の際にも、「バイ(バイセクシュアルの略)」という言葉を静かに口にしつつ頷き、「はい、そうです」と述べてさりげなくカミングアウト。さらに今回、ララと出演した配信では、よりはっきりとバイセクシャルであることを認めた。

配信では、ララが「1、2、3」と数えるのに続いて、メーガンが「みんな、カミングアウトするよ。私はバイセクシャル」とカメラに向かって笑顔で打ち明けた。その後、2人は興奮した様子で飛び跳ねながら、「私プライド月間にカミングアウトしたの……。だから賞をちょうだい」と、ララが5月にロサンゼルスLGBTセンターから受賞した賞に言及しつつ、冗談を飛ばした。最後には、「メーガンを誇りに思うよ。みんな、バイセクシャルが大好きだって言って」とララ。するとメーガンは、「私たちはバイセクシャルが大好き。ついでに乾癬についても啓発活動をさせて。私は乾癬なの」とさらなる告白。

メーガンは5月に公開された『TEEN VOGUE』の独占インタビューで、「まだ自分が本当の意味で何者なのか、よくわかっていないんです」「だからこそ、自分のスタイルや髪型、メイクなどを試し続けています。楽しいけれど、同時にみんなに見られていることが怖い部分も。とくに私は不安を感じやすいので、『みんなは気に入ってくれるかな?』と気になってしまうんです……。自分は何が好きか、どんな人間になりたいのか、そして自分自身がどんな人間なのかを見つけていくのは素敵なことです」と語った。

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また今年3月、ララは「I'm Half Fruitcake」という表現を使用してセクシャリティを公表。5月には、ロサンゼルスLGBTセンターのブルーミング・インパクト賞を受賞し、カミングアウトを決意した理由について想いのこもったスピーチを行った。

「私は自分のクィアとしてのアイデンティティを理解し、それを口に出して言えるようになるまでに多くの複雑な感情や恐怖を感じてきました」「今みなさんに伝えたいのは、それにはどれほどの勇気が必要か、私にはよくわかるということ。そしてその勇気を私はしっかりと見ています。不安や恐怖のなかで生きることがどんなことか、私も経験してきました。今は大人になって、それを理解できるようになったからこそ、私は『ブラウンのクィアな女の子』として、これからも声を上げ続けます」

彼女はまた、公にクィアであることを表明することの不安についても語った。KATSEYEは世界で活躍するグループだが、HYBEのグループであることからK-POPのルーツを持つ。これまでほとんどのK-POPアイドルは、ファンや業界の反発を恐れ、LGBTQ+当事者であることをオープンに語らないだけでなく、異性愛者との交際さえも認めてこなかった。

「正直、これが人々の私への見方、そしてKATSEYEというグループにどう影響するか、本当に怖かったんです」とララ。「でも、たくさんの愛とサポートに恵まれて、本当に素晴らしい経験になりました。おかげで自分がクィアであることをより心地よく感じられています」と締め括った。

Text: P. Claire Dodson Adaptation: Nanami Kobayashi

From: TEEN VOGUE

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