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「勉強しなさい」より「挨拶しなさい」厳しく言われた『母の教え』が → 私の社会人生活を救った話

  • 2025.6.4

子供の頃から母が唯一厳しかったのが「挨拶をちゃんとすること」。
当時は適当に流していたけれど、大人になってその言葉の重みをたっぷり知ることに!?
筆者の友人A子が実際に体験したエピソードをご紹介します。

画像: 「勉強しなさい」より「挨拶しなさい」厳しく言われた『母の教え』が → 私の社会人生活を救った話

「挨拶」に厳しかった母

私の母親は口うるさいタイプではなく、私は「勉強をしなさい」と言われたことも一度もありません。

自由に育てられましたが、母が唯一厳しかったこと。
それは「挨拶」でした。

「挨拶は人間関係の基本」
「すべては挨拶から始まる」
と教えられ、幼い頃から近所の人に挨拶をしないと
「ちゃんと挨拶しなさい」
と何度もやり直しさせられました。

母の教えを適当にあしらう反抗期

反抗期に入ると、挨拶にやたらうるさい母親をうっとおしく思うようになり、注意されても
「はい、わかったわかった」
と適当にあしらうように。

「あなたが苦労しないように言ってるのよ」
と母は怒りましたが、私は聞き流していました。

社会人になって挨拶のおかげで褒められた!?

時が過ぎ、社会人になってからのこと。

私が新入社員として所属した部署は緊張感があり、なかなか挨拶のタイミングが難しいところがありましたが、幼い頃から挨拶について母から厳しく言われてきたため、どんな場面でも臆せず
「おはようございます」
と一人一人に言うようにしていました。

するとある日、

「君は、挨拶が気持ちいいね」
と上司に褒められました。

そして部署内の人たちに顔と名前を覚えられるのも早く、
「もしかして、挨拶のおかげでうまくいっているかも」
と感じました。

部長のきちんとした挨拶を見て→大事なことに気づく

そんなある日、所属していた部署のトップである部長とエレベーターで顔を合わせたときのこと。
「おはよう」
と部長から朝の挨拶をしてくれた姿を見て
「挨拶というのはただの礼儀以上に、相手を尊重する行為なんだな」
と実感。

このとき、ようやく母が言っていた
「挨拶は大事」
の意味を、心から実感しました。

母が小さい頃から、大事なことを根気強く教えてくれたことに感謝するとともに、
「これからも誰にでも挨拶をきちんとしていこう」
と感じた出来事でした。

【体験者:30代・会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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