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大人が意外と忘れている算数「9+6×6÷9−6」→秒で解ける?

  • 2025.6.15
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今回は、一見すると簡単そうに見えて、意外と間違いやすい四則演算の問題をご紹介します。

出てくる数字が似ていて混乱しやすいかもしれませんが、落ち着いて順を追って計算すれば大丈夫。

数字の読み間違いだけでなく、計算のルールそのものも意識しながら解いていきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
9+6×6÷9−6

この問題のカギは、計算の順序を正しく守れるかどうかです。

解説

正しい答えは「7」です。

まずは、四則演算の基本ルールをおさらいしておきましょう。

四則演算とは、足し算・引き算・掛け算・割り算の4つの計算が含まれている式のこと。

計算の順序には次のようなルールがあります。

【四則演算の計算ルール】
1.先に掛け算と割り算を、左から順に計算する
2.そのあとに足し算と引き算を、左から順に計算する

今回の式に当てはめてみましょう。

まず、掛け算と割り算の部分「6×6÷9」から計算します。

  6×6÷9
=36÷9
=4

この計算が終わったら、残りは足し算と引き算だけになります。
ここからは左から順に計算します。

  9+4−6
=13−6
=7

このように正しい順序で進めると、正解にたどり着くことができます。

一方で、よくある間違いが、式を最初から単純に左から順に計算してしまうケースです。

例えば以下のように解くと間違いになります。

9+6×6÷9−6
→ 15×6÷9−6
→ 90÷9−6
→ 10−6
→ 4(誤り)

このように、計算のルールを無視してしまうと、まったく違う答えになってしまいます。

まとめ

今回は、間違えやすい四則演算の計算ルールを確認する問題でした。

普段はあまり意識しないルールですが、忘れてしまうと正しい答えが出せません。ときどきでもいいので、基本を振り返っておくと安心です。

※当メディアでご紹介している数学の問題には、複数の解き方が存在する場合があります。今回はそのうちの一例をご紹介しています。



文・編集(監修):うおうお
 数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。