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「牛乳だと思って買ってたら…牛乳じゃなかった!?」多くの人が勘違いしていた“乳飲料”って何?見分け方は?

  • 2025.6.8
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

毎日なんとなく選んでいる食品でも、よく見てみると意外な発見があるもの。パッケージのデザインが似ていると、つい見落としてしまいがちですが、成分や味に違いがあるため注意が必要です。

SNSでは、「これまで牛乳だと思って買っていたものが『乳飲料』で驚いた」といった趣旨の投稿が話題になっています。

同じように「何回も間違えて買いました」という人も多く、勘違いしやすいとの声が目立ちました。一方で、あえて乳飲料を買っているという人も。

はたして、「牛乳」と「乳飲料」について、多くの人はどのように考えているのでしょうか。SNSの声を中心にご紹介します。

牛乳と乳飲料の違いは?

店頭には「牛乳」や「乳飲料」などさまざまな種類が並んでおり、その違いに迷う方も少なくないでしょう。

たとえばグリコの公式Webサイトでは、牛乳と乳飲料の違いについて次のように掲載しています。

牛乳
しぼったままの牛の乳(生乳)を加熱殺菌したもので、水や添加物を混ぜることは一切禁じられています。

乳飲料
原料は乳製品を主体としたものですが、栄養強化や嗜好性向上のため牛乳由来以外の成分も使用したものです。Glicoの商品では「カルシウムと鉄分の多いミルク」や「カフェオーレ」がこれにあたります。「カルシウムと鉄分の多いミルク」にはビタミンDやセルロースといった、牛乳本来の成分以外を一部使用していますので乳飲料の範疇に入ります。
グリコ公式Webサイト「豆知識コーナー」

牛乳は、生乳100%を殺菌したもので、水やほかの成分を加えていません。一方、乳飲料は牛乳にビタミンやカルシウムなどを加えたり、乳成分を一部使ったりして作られているとのこと。

牛乳は濃厚でコクがあり、料理やコーヒーに使われることが多いのに対し、乳飲料はすっきりとした飲み心地でゴクゴク飲みやすいのが特徴です。用途や好みに応じて、シーンごとに使い分けるのもいいかもしれませんね。

「牛乳じゃなかったの!?」と驚きの声

「これ牛乳じゃなかったんだ」と、驚く人も多数でした。

  • うちの夫も頼むとだいたい乳飲料を買ってきます
  • パッケージの絵だけで牛乳と勘違いしてしまう
  • 安い牛乳として買っていました
  • 牛乳と同じ場所に置いてあるので、何回も間違えて買いました

なかには、牛乳ではないと作れない料理もあるため、気を付けているという人も。

  • 乳飲料でフルーチェを作ったら失敗しました。
  • 牛乳ではないものではヨーグルトが作れなかった
  • プリンを作るようになってから確認してます。

間違えないようにするには、パッケージの表示をよく確認することが大切でしょう。

  • 牛乳はパッケージの上にヘコミの印があるものが多い。
  • 牛乳にはちゃんと「牛乳」を書いてあるので確認するといいですよ。
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

生乳100%の牛乳には、パッケージ上部に「切欠き(きりかき)」と呼ばれるへこみがあり、乳飲料にはこれがありません。

目の不自由な方も触れてすぐわかるように、このような仕様になっています。このへこみは必ず「あけくち」と反対側にあるので、あけくちがどちらかなのかも分かりやすくなっているのです。

乳飲料を選ぶ人も

一方で、乳飲料を好んで購入している人も少なくないようです。

  • そのまま飲むなら、軽くて飲みやすいので良い。
  • 気分によって買い分けています。
  • 乳飲料はすっきりしていて飲みやすいですよ。

目的や好みによって「牛乳」と「乳飲料」を使い分けている人も多いようです。栄養価だけでなく、味わいや飲み心地といった面でも選択肢の幅が広がっているのかもしれません。

牛乳か乳飲料か、目的に合わせて選ぼう

今回は、「牛乳」と「乳飲料」についての考え方の違いや体験談などについてご紹介しました。

牛乳と乳飲料の違いに気づかず購入してしまったという経験は、意外と多くの人にあるようです。一方で、それぞれに良さがあり、好みや用途によって選ばれていることもわかりました。

成分表示やパッケージを確認しながら、自分に合った1本を選びたいですね。