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「盗んでるのかと思った…!」開店祝いに贈られたスタンド花を抜き取っていく“ワケ”に仰天!

  • 2025.6.7
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

開店祝いやイベントの際に贈られるスタンド花。お店の前に飾られると華やかな雰囲気を演出します。しかし、そんなスタンド花から、いつの間にか一部の花が抜き取られていることがあるのをご存じでしょうか。

SNSでは「開店祝いの花を持って行くのは、盗んでいるのではなくて『花がなくなることで縁起がいい』とされている文化だから」といった趣旨の投稿が話題になっています。

地域によっては、開店祝いのスタンド花の花を持ち帰ることが、「花が減る=客が多い」という考え方から縁起が良いとされています。花が減るほど、そのお店が流行っていて注目されていると考えられてきたそうです。

しかし、このような文化を知らない人からは、「花を盗んでいるのでは」と思われてしまうことも。はたして、「スタンド花から花を取って行く」という行為について、多くの人はどのように考えているのでしょうか。SNSの声を中心にご紹介します。

花を“取っていく”のが当然の文化

地域によっては、スタンド花から花を取って行くのは当然だと考える人が多数でした。

  • 大阪でも花は開店日になくなります
  • どこでも取っていっていいものかと思ってた!
  • 静岡あたりもそうですが、この文化は中部東海だけなんですかね…。
  • 愛知県の合理的な文化、好き。
  • 名古屋近辺では、繁盛する店ほど即座になくなっていくよ。
  • 花がなくなるほど人が来たということだから「繁盛する」という意味で縁起がいいと叔母から教わった

「花が減る=縁起が良い」とされているため、花がなくならないと不安になってしまうという人も。

  • 残ると縁起が悪いと言われています。
  • 東京に出てきたときに花が何日もあったので不安になった

なかには、お店の人が積極的に声をかけているケースもあるようです。

  • オープンしたお店の人が閉店前に「どうぞ」と通行人に声を掛けていますよ。
  • 開店したお店の前を通りかかったときに「持って行って」とお花をいただいたことがあります。

花を分け合うことで、地域の人々がつながりを深める機会にもなっているのかもしれません。お祝いの気持ちがみんなに届く、心温まる文化ですね。

知らなかった人からは驚きの声

一方で、花を取って行く習慣がない地域の人からは、驚きの声が目立ちました。

  • 愛知県民なのに知らなかった
  • そういう風習だと知れてよかった
  • 他の人の「縁起物」というコメントを見て素敵だと感じた。何事も自分の価値観だけで考えちゃだめなんだな。
  • 近くにできたパン屋さんの開店祝いの花が取られているのを見て不安に思っていたが、そういう文化だったんだ

地域によって認識に差があるため、トラブルになるのではないかと心配する人もいました。

  • 花を取って行く文化がある地域の人がそうでない地域に来たときのことが心配
  • 開店したばかりのお店でバイトをしていたら、胡蝶蘭がなくなって店長が悲しんでいた。地域によっては気を付けたほうがいい。

たとえ善意や縁起を担ぐつもりであっても、受け取る側の感じ方はさまざまです。お祝いの気持ちが誤解を生まないよう、地域ごとの習慣を知ることも大切ですね。

取らないでほしい

また、文化だと理解しつつも、遠慮やマナーが必要だと感じる人もいるようです。

  • 開店祝いなのだから、せめて当日の閉店までは飾っておいてほしいと思う。
  • お店を利用した人が声をかけられて持って行くのはいいけど、オープン前に1人が大量に持って行くのはどうなんだろう
  • お店ごとに考え方が違うので、持って行く前に声をかけたほうがいいのでは。

最近では…

最近では、トラブルを防ぐためにも注意書きをしているお店もあるようです。

  • 最近は「持って行かないで」と書かれるところも増えています
  • 関東では、イベントのお花だと「◯月◯日までは取らないで」と注意書きがあることも。
  • 都内では花の持ち帰り開始時間が書かれていた

地域によって異なる慣習やマナーを理解してもらうための工夫ともいえるかもしれませんね。

みなさんはどう考えますか?

「スタンド花から花を取って行く」という行為について、世の中の人がどのように考えているのかをご紹介しました。

地域によっては縁起を担ぐ文化として受け入れられている一方で、誤解やトラブルの原因になることもあるようです。そのため、周囲への配慮や節度をもった行動が大切になるでしょう。

地域ごとの習慣を理解し合いながら、思いやりのある対応が広まっていくといいですね。