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意外に間違える人が多いかも…?「2÷0.5」→暗算できる?

  • 2025.6.13
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0.5を含む計算の場合は、直感的に計算してしまうと間違えてしまうことがとても多いので気をつけなければいけません。簡単に解けそうだからこそ、基本に立ち返って計算方法を確認しておきましょう。

0.5は日常的にする計算でも使うかもしれない数字なので、扱い方を覚えておくと役に立つかもしれませんよ。

問題

次の計算をしなさい。
2÷0.5

早とちりしてしまうと、答えを1としてしまうことが多いかもしれません。

解説

この問題の答えは「4」です。

小数のままでは計算しにくいので分数に直すことが一般的ですね。

では、0.5は分数に直すとどうなるでしょうか。

ここで考えたいのが、「0.5は1の半分」ということです。1の半分を分数にすると1/2となるので、0.5=1/2です。

あとは、分数の割り算を計算していけば答えを出すことができますね。

<分数の割り算>
割る数を逆数にして、掛け算に直す。

実際に計算していきます。

  2÷0.5
=2÷1/2
=2×2/1
=4/1
=4

これで答えを出せますが、0.5を含む計算はよくあるので覚えてしまった方が早いかもしれません。

<0.5を含む計算>
・□×0.5の場合は、掛けられる数の半分が答えになる。
・□÷0.5の場合は、割られる数の2倍が答えになる。

掛け算は、掛けられる数よりも答えが大きくなることが多い印象なので間違えてしまいやすくなります。2と0.5という数字を見て「半分だ!」と思い、答えを1にしてしまうことのないように注意しましょう。

まとめ

0.5を掛けたり割ったりする計算は、半分にするか2倍にするかのどちらかなので、パターンとして覚えてしまうことで計算を楽にすることができます。

早とちりして勘違いしないように注意しましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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