カンヌ映画祭の階段を上る名優たちの2世セレブに注目！

親世代から子ども世代へと時代は巡る。今年のカンヌ国際映画祭では、2世俳優の活躍に注目だ。

カンヌ映画祭は映画の祭典であると同時に家族の祭典でもある。シャルロット・ゲンズブールが子どものベン、アリス、ジョーを連れて階段を上る姿、ケビン・コスナーが息子のヘイズ・ローガンと写真に収まる姿、シエナ・ミラーが娘のマーロウ・スターリッジとレッドカーペットに登場する姿など、伝統あるカンヌ国際映画祭では、子どもを連れたセレブをこれまでも多く見かけた。第78回を迎えた今年のカンヌ国際映画祭ではさらに、2世俳優の活躍が目立った。

セドリック・クラピッシュの新作映画『Colors of Time (仏タイトル：La Venue de l'avenir)』には、ヴァンサン・ランドンとサンドリーヌ・キベルランの娘スザンヌ・ランドン、シャルロット・ド・トゥルケームの娘ジュリア・ピアトン、俳優ジェローム・キルヒャーとイレーヌ・ジャコブの息子ポール・キルヒャー、アニー・デュプレーとベルナール・ジロドーの娘サラ・ジロドーと2世俳優が勢揃い。全員がクロワゼットの階段に登場する。

ハリウッド

米国からはアンディ・マクダウェルとレイニー・クアリーの娘マーガレット・クアリーがアウト・オブ・コンペティション部門の作品、イーサン・コーエン監督の『Honey Don't』に出演。ケイト・ウィンスレットとジム・スレアプレトンの娘ミア・スレアプレトンはウェス・アンダーソン監督の『The Phoenician Scheme』だ。ステラン・スカルスガルドの息子、俳優のアレクサンダー・スカルスガルドは、ある視点部門のハリー・ライトン監督の映画『Pillion』に出ている。世界で最も撮影されるレッドカーペットを歩く2世俳優たちから目が離せない。

第78回カンヌ国際映画祭でレッドカーペットに登場した2世俳優

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text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)