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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「5/9×27」→正しく計算できる?

  • 2025.6.9
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今回は、小学校で習った分数と整数の掛け算問題にチャレンジしてみましょう。

小学校の問題だからと言って油断すると、案外てこずってしまうかもしれませんよ。

日常ではあまりお目にかからない分数の計算問題、あなたは今でも正解できるでしょうか。

問題

次の計算をしなさい。
5/9×27

解答

正解は、「15」です。

分数と整数の掛け算の方法を忘れてしまった人にとっては、結構難しく感じたかもしれませんね。

次の「ポイント」で、正解にたどり着くまでの計算過程を確認してみましょう。

ポイント

今回の問題のポイントは、「整数を分数に直して計算すること」です。

分数どうしの掛け算では、分子どうし、分母どうしを掛けて答えを求めます。

a/b×c/d=(a×c)/(b×d)

今回の式は、分数×整数ですが、整数は分母1の分数に書き換えられます。

  5/9×27
=5/9×27/1

こうすれば、分数どうしの掛け算として計算が可能ですね。

  5/9×27/1
=(5×27)/(9×1)

「5×27がめんどくさい」と思ったら、約分を先にしてしまいましょう。

約分…分子と分母を同じ数で割って、分数を簡単な数で表すこと
※分数では分子と分母を同じ数で割っても表している数の大きさは変わらない

分数の掛け算では、掛け算の途中でも「約分」が可能です。27と9はどちらも9で割れるので、次のように計算ができます。

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  (5×27)/(9×1)
=(5×3)/(1×1)  ←27と9を9で割った
=15/1
=15

「5×27」の掛け算をする前に約分をしてしまうと、簡単に15という答えを出せますね。

まとめ

分数と整数の掛け算、正しい答えが出せたでしょうか。

分数と整数が同じ式に登場するときは、整数を分母1の分数にしてしまいましょう。こうすると、分数のルールの中で式全体の計算ができます。

また分数の掛け算では、掛け算の前に約分が可能なことも覚えておいてくださいね。掛け算の前の約分は、複雑な計算を回避したいときにとても役立ちます。

小学校で習う知識の中には、大人になると使う機会がなく、忘れてしまっているものも多いかもしれません。ときにはクイズ形式で、昔習ったことを振り返ってみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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