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「配達員は大体男性だからドアを開けたくない」女性の一人暮らしでの悩みが話題、掘り下げてみると…?

  • 2025.6.30
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

一人暮らしは自由で快適な一方で、特に女性の場合は防犯や安全面において常に気を配る必要があります。

SNSに「『配達員は大体男性だからドアを開けたくない』ということが、一人暮らし男性には通じなくて驚いた」といった趣旨の投稿があり、話題になりました。

そこで今回は、一人暮らし経験のある女性を対象に、女性の一人暮らしで気を付けていること・不安や悩みについて調査しました。

一人暮らしで気を付けていることや悩みは何ですか?

下着の干し方

ベランダに干していた下着を盗まれることが何度かあったのでベランダに洗濯物を干すことはせずに、全て室内で洗濯物は干すようにしています。
(20代女性・会社員・大阪府)
女1人で住んでいると思われないようにベランダに男物の服などを干すようにしている。
(20代女性・会社員・中国地方)

カーテンを女性らしい色にしない

女性っぽい色や柄のカーテンを使わない。外から見て女性が住んでいると分かってしまうから。
(10代女性・学生・中部地方)
カーテンの色を、ピンクや白などの女の子らしいカラーではなく、無難なグレーなどにしている。窓の冊子に鍵を付けてさらにロックしている。
(20代女性・会社員・大阪市)

室内の様子や光が漏れないようにする

カーテンを二重にして影も映らないようにしています。隙間から光が漏れないようにしっかりと閉めています。玄関のドアのカギも2種類付けています。
(40代女性・会社員・福井県)
カーテンは中が見えないものにして、外から中が見えないようにしている、そして常に閉めるようにしている。
(20代女性・アルバイト・福岡県)

オートロックのある部屋を選ぶ

オートロック付きでインターホンから顔が見られる物件を選ぶ。重たいものが配達で届くことが多いので、配達の人の様子を確認したいから。
(30代女性・会社員・愛知県)
オートロックのある部屋にする。表札はなるべく出さないようにしている。部屋に入る時も周囲を見ながら部屋に入る
(30代女性・無職・九州地方)

夜道は警戒する

帰りの時間が遅くなることが多いので、イヤホンをして歩くことはせず周りを気にしながら歩いています。後ろからつけられていたりしたら気づくことができないので必ず駅から家まではイヤホンはせずに帰ります。
(20代女性・会社員・東京都)
家に入る前に後ろに誰かいないか、ちょこちょこ振り返りながら道を歩いている。学生時代につけられたことがあって怖かったから
(20代女性・会社員・北陸地方)

インターホンが鳴っても予定がなければ出ない

インターホンが鳴っても、宅配などくる予定がなければ出ないようにしています。宅配も対面せずできるだけ置き配にします。
(40代女性・パート・北海道)

デリバリーは男性の名前で注文する

デリバリーを頼む時、名前を男性の名前にする。本名だと置き配にしても待ち伏せされたり家を覚えられたり何か混入されるかもしれないので
(20代女性・会社員)

アイスは近くのコンビニで買わない

アイスは近くのコンビニで買わない。家の前でないと鍵を出さない。変な人が多いので、近くで女性ひとり住まいとわかる行動は避ける。
(30代女性・会社員・兵庫県)

さまざまな工夫をしている人が多数

一人暮らしの多くの女性が気を付けていることは「洗濯物の干し方に注意している」「女性っぽく見えないようカーテンを選んでいる」といった声が多く寄せられ、日常の細かな行動にまで防犯意識が向けられていることがわかりました。

そのほか、「オートロック物件の選択」「夜道・エレベーターでの警戒」「デリバリー注文時の名前に配慮する」といった、周囲に“一人暮らしの女性”と気づかせないための工夫も多く見られました。

本当ならば、防犯を気にせずにいられるのが一番ですが、女性を狙った犯罪も多く、そうはいかないのが現状。良い防犯対策があれば、周囲の方とシェアし合うのも良いですね。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2025/06/18〜2025/06/19
・調査対象:全国/18歳以上/現在一人暮らしをしている女性限定
・有効回答数:198