結婚式のご祝儀が「家族3人で1万円」「アマゾンギフトカード」寄せられた“衝撃の体験談”にア然…

2025.6.15

6月は結婚式シーズン。結婚式は人生の門出を祝う晴れ舞台ですが、そんな特別な1日をめぐって、時に“モヤッと”するのが「ご祝儀」の話です。

SNSに「親戚が家族3人で1万円で常識を疑った」「夫の友人が『パチンコですったから払えない。ごめん（笑）』と書いた紙を入れてきてイライラした」といった趣旨の投稿がされ、話題になっています。

ただ、ご祝儀のマナーは、人によって感じ方が異なるのも事実です。

そこで今回は、結婚式を挙げた経験のある方を対象に、もらったご祝儀に驚いたこと、イラついたことについて調査しました。

もらったご祝儀に驚いたこと、イラついたこととは？

結婚式を挙げた経験のある方限定で、全国の18歳以上の男女200名を対象にアンケートを実施し、寄せられた結果がこちらです！

ご祝儀が「ゼロ」の人たち…

ご祝儀を払わなかった

結婚式にご祝儀という文化があるとは知らずにきた友人がいた。ご祝儀袋もなし、現金も持ち合わせていなかったため0円にて参加してきた。
（20代女性・主婦・静岡県）

私達は、軽井沢で結婚式を挙げました。身内だけのささやかな式を挙げました。が、まさかの義理の姉からのご祝儀が0円は衝撃でした。貰っても嬉しくもない子供達のお手紙だけ貰いました。ほぼ白いスーツでくるし、びっくりしました。
（30代女性・専業主婦・千葉県）

お金がないからご祝儀を渡せないと言われた

当日の朝に「ごめんね、今すごく金欠だからご祝儀渡せない。また今度給料入ったら渡したいからご飯でも行きたいな。とりあえず今日は空の祝儀袋で受付するね。本当にごめん。」
おめでとうの言葉もなく、唖然としました。
（30代女性・主婦・神奈川）

「今はお金がないから後でご祝儀を銀行口座に振り込むから」と友人に言われた時は驚きました。
（20代男性・会社員・東京都）

当日持ってこなかった

結婚式当日に母親、叔父がご祝儀を持って来なくて後日とりにこいと言われた。「一生に一度で前から日にちも決まってたのにそのお金すら用意できないのは俺の顔に泥を塗った」と旦那が母親にブチギレました。
（30代女性・主婦・千葉県）

親族のみの小さな結婚式を挙げたのですが、礼儀作法に厳しく小さな事でも叱ってくる義兄が「持ってくるのを忘れた」と当日持って来なかった事。
結婚報告の時にも、夫(当時は婚約者)は叱られていたので祝いたくなかったのか…と思った。
（30代女性・主婦・大阪府）

中身が空だった

親戚に、ご祝儀を入れずに名前だけを出した方がいて、中身が入っていなかったと話をしたら「入れ忘れたから、今度持っていくわ」と言われて、それっきりな方がいます。
（20代女性）

それは少なすぎる…

ご祝儀が1,000円

金欠だからごめん、というメモと一緒に1,000円のみ入れてきた同期の人がいて呆れた。
（30代女性・会社員・大阪府）

もう30年前のできごとです。私の小学校時代からの友人を招待しました。
その時に包んできた祝儀の金額ですが、わずか1,000円でした。
引き出物とその金額の大きな違いに、しばらく愕然としました。本当に猜疑心の塊になりました。
（60代男性・会社員・中国地方）

連名で少額すぎる

いとこの家族(成人済みの大人4人)のご祝儀が合わせて3万円だったこと。4人それぞれ社会人として働いているのにもかかわらず、家族まとめてのご祝儀で、それも1人一万円もないことに驚いた。「今お金ないんだよね」と笑って言われた。
（20代女性・会社員・千葉県）

元々そんなに仲が良い友たちではない友たちは結婚式に来たけど、一人できたではなく、4人、5人の同行者と一緒に来て、
席が設定はおかしくなって、結局その人数分の席を追加してあげました。ご祝儀は一人分だけ.....。
（40代男性・会社員・東北地方）

現金以外のものをもらった

友人からのご祝儀で10,000円分のアマゾンギフトカードが入っていたことがあって、「何でこんなの入れたの？」と聞いたら、「財布にこれしか入ってなかったから」と言われたことがあります。
（30代男性・会社員・北海道）

あまり親しくない知人から、セール品のシールが貼った状態のお土産を手渡され、「これ、ご祝儀ね(笑)」と馬鹿にしたような態度をされた事。
（20代女性・栃木県・会社員）

そんな渡し方あり得ないでしょ！

お札がボロボロ

友人が3万円のご祝儀をくれたが、普段見たことがないような全てくしゃくしゃの破れかけたような１万円札であったこと。
（40代女性・教育関係・東京都）

お札の折れ曲がりのひどいボロボロのものが入れられていたこと。正直個人的にはピン札の文化は面倒と感じているのでピン札でないと嫌など思わないのだが、そのお札はあまりにも状態がひどくて一部破れかけていた
（30代女性・九州地方）

千円札で用意された

ご祝儀袋ではなく銀行の封筒に入れてあり、金額は3万円だったがすべて1000円札で驚きました。
（30代男性・会社員・広島県）

友人がご祝儀でふざけて1000円札を30枚の合計3万円として渡してきたこと。結婚式はふざけていいものではないと思うからイラついた。
（30代女性・専業主婦・関東地方）

ご祝儀の渡し方がありえない

ティッシュに包まれた御祝儀を頂いたこと。受付ではなく実母に直接渡してきて、恥ずかしいやらビックリしたやら、、、
（30代、女性、埼玉県）

ご祝儀のマナーとは

地域や家庭、関係性によって差はありますが、結婚式でのご祝儀の一般的な額は下記。

友人・同僚：3万円前後
親族（夫婦で参加）：5万〜10万円
上司や恩師など目上の人：3万〜5万円

なお、「割り切れる数字」（2万円や4万円など）は“縁が切れる”と連想されるため、避けるのがマナーとされています。

あくまで目安ではありますが、相場を大きく外れたり、相手を戸惑わせるような金額や渡し方は、「非常識な人だ」と思われる可能性も。せっかくのお祝いの場です。気持ちよく過ごせるように、意識しておきたいところです。

相手の立場や常識とのズレに意識を向けよう

ご祝儀トラブル、実は意外と“あるある”なのかもしれません。

今回の調査では、「ご祝儀を持ってこなかった」「金がないのでごめんと言われて渡されなかった」「割り切れる額」「連名や家族まとめて一人分だけ」など、さまざまな“モヤッと”が寄せられました。

なかには、ピン札でないことにショックを受けた人や、現金の代わりにギフトカードや雑貨をもらって困惑したという声も。

また、逆に思ったより多い金額が入っていたという意見も多く見られました。

ご祝儀に正解はないとはいえ、最低限のマナーや気遣いは“お祝いの気持ち”を伝えるうえでとても大切です。大切な人の晴れ舞台に水を差さないよう、相手の立場や常識とのズレにも少しだけ意識を向けたいですね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/06/02〜2025/06/03
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問／結婚式を挙げた経験のある方限定
・有効回答数：200