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「絶対に産みたくない!」離婚を迫る妻に、夫がした驚きの「提案」とは?<子どもを欲しがらない妻>

  • 2025.5.15

二郎さんとツキミさんは、結婚して2年が経つ夫婦。互いに毒親のもとで育ち、子どもを愛せる自信がない二郎さんとツキミさんは「DINKs=子どもを持たないことを選択した夫婦」として、「子どもは絶対につくらない」と誓っていました。しかし、二郎さんは母親からの孫催促や同僚の出産報告にプレッシャーを感じ、精神的に追い込まれていました。

一方、ツキミさんは幼少期から母に容貌を笑われ続け、整形をした過去が。二郎さんは整形を受け入れてくれましたが、ツキミさんは自分に似た顔の子が生まれることが怖くて、子どもがほしいと思えないのです。

周囲からのプレッシャーに耐えられない二郎さんは、ツキミさんに子どもをつくることを強要。ツキミさんは離婚を考え始めます。
そんな妻をよそに、二郎さんは「DINKsを理解してもらえた」とツキミさんに嘘をつき、親族の集まりに誘い出します。

しかし、当日ツキミさんは二郎さんの親族から「子作りはどうなのか」と袋叩きに……。二郎さんにカバンを隠され、帰ることすらできないツキミさんでしたが、二郎さんの弟夫婦や二郎さんの兄・一郎さんの妻である一花さんの助けにより、なんとか帰宅。しかし、後を追ってきた二郎さんに無理やり行為を迫られ、ついに離婚を決意します。

ツキミさんとの関係が冷め切ってしまった二郎さんは「ツキミのせいでうつになった」とすべての責任を押しつけます。さらに、二郎さんから相談を受けた同僚の「産まない女は養う価値なし」という言葉に自信をつけるのでした。

夫の「提案」とは…

いつまでも離婚に応じない二郎さんに憔悴しているツキミさん。
二郎さんはそんなツキミさんに追い打ちをかけるように、子どもをつくることを迫ります。

「絶対に産みたくないから、ほかの女を探して」

そう言うツキミさんに、二郎さんは精神科に行くことを提案するのでした。


二郎さんは「みんな乗り越えているんだ」と言いますが、みんなとは誰のことなのでしょうか。世の中にはいろいろな価値観の人がおり、それぞれに「正しさ」を持っています。二郎さん自身の「正しさ」をツキミさんに押し付けるのではなく、目の前にいるツキミさんの声に耳を傾ける必要があるでしょう。
周囲に流されるのではなく心を強く持ち、自分らしい生き方を貫いてほしいものですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ

ベビーカレンダー編集部

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