1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「貧乏くさい料理」夫が作った借金返済のための節約メニューにケチをつけられて… 家族の借金とどう向き合う?【離婚カウンセラーインタビュー】

「貧乏くさい料理」夫が作った借金返済のための節約メニューにケチをつけられて… 家族の借金とどう向き合う?【離婚カウンセラーインタビュー】

  • 2026.3.23

【漫画】本編を読む

夫の策略に嵌められ、借金を背負わされた妻の復讐を描く『夫がゴミだと気づいたので捨てさせていただきます』(ゴルゴンゾーラ:原作、とあじゃぱ:漫画/KADOKAWA)。はたして妻に逆転できる未来はあるのか。

元No.1キャバ嬢の菜々は、「会社のお金を使い込んだ」という夫・圭介のために、借金をしながらお金の工面をする。しかしそれは夫の仕掛けた罠だった。卑劣な印象操作で、逆転不可能な状況に追いやられた菜々…彼女はどう窮地を脱する? 本作の夫婦を例に、離婚カウンセラーでもある「家族のためのADRセンター」代表・小泉道子さんに、夫婦の在り方やお金についての話を伺った。

――自分が作った借金のために妻が身を粉にして働いている…そんな状況で、本作の夫は節約メニューにケチをつけたり遊びまわったりしています。現実にも借金から目をそらし、家族に返済の役割を押しつけるようなケースがありそうです。

小泉道子さん(以下、小泉):実際にそういったケースも散見されます。また、さらに別の角度から見ると「借金を作った相手のために頑張ってしまうパートナー」も問題にあげられます。

例えば、ギャンブル好きな夫が借金を抱えた。「もうギャンブルはしない」という夫の言葉を信じ、妻が独身時代の蓄えで借金を返済してあげる…こうした妻の行動や存在は「イネイブラー(依存症の手助けをしてしまう人)」と呼ばれます。妻はそんなつもりはないのですが、夫がまたギャンブルをしやすい状況を作ってしまっているのです。

――借金にもさまざまな理由がありますが、本来であれば家族としてどのように向き合うべきとお考えですか。

小泉:家族と言えど借金の肩代わりは好ましくないと思います。いきなり見放す必要はありませんが、一定の距離を保ち、少なくとも当人に借金を返済させてほしいと思います。

――どうしても借金しなければいけない…そんなとき助けを求めるべき先はあるのでしょうか。

小泉:まずは法律相談に行ってほしいと思います。弁護士はお金を貸してくれませんが、その借金は本当にする必要があるのか、他に方法はないのかを教えてくれます。借金をしなければいけない、と思い込んでいても、客観的には他の手立てがある場合も多いと思います。

取材・文=あまみん

小泉道子(こいずみ みちこ)

「家族のためのADRセンター」代表。家庭裁判所調査官として、夫婦の離婚調停の仕事に15年間従事。その後、民間調停機関「家族のためのADRセンター」を立ち上げる。離婚カウンセラーとして、親の離婚に直面する子どもたちのケアにも力を入れている。

元記事で読む
の記事をもっとみる